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またROMったので将棋倶楽部24をはじめたい #2 死闘、相振り飛車




これは何

コロナでサッカー現地観戦できなくなり感情を失ったJK(30代男性)が将棋に出会い自分で指してみたくなったというボーイ・ミーツ・ガール感動巨編です。


おまえは誰

・平時はJリーグ観戦が趣味だよ
・今季はコロナで旅行観戦が無理そうだし試合は日程を消化しているだけというレベルでコンペティションとしては機能してないのでどうも満たされないよ。
・だから以前からチラ見はしてた将棋に軸足を移したらすげえはまったよ
・ちょっと勉強してGW自粛中に指してみたら弱くて悲しかったから対人環境からちょっと離れて練習しなおしてるよ
・だからGW以来の将棋倶楽部24で上達してるのか試してみたよ。日和ってレートには入ってないよ。




指し手と感想

先に断りますと、1時間20分近く続いた大熱戦(ガバガバ)になりました。コメンタリーがめちゃめちゃ長いです。こんな長時間指したことなかったので死ぬかと思った。1分将棋が続くの寿命に良くないですね。


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棋戦: 将棋倶楽部24フリー対局
日時:2020 9/1 22:09-23:28
手合割: 平手
持ち時間:15分+60秒
先手: 相手の方(レート50)
後手: わたし(レート17)
戦型:相向かい飛車
手数----指手---------消費時間--
1 76歩(77) 00:03/00:00:03
→コロナ自粛明け以降仕事も将棋観戦も忙しく自分で指す機会はぴよ将棋としか設けてなかったのですが、参考書を拡充したおかげか3か月ほどでレベルも上がり自信も出てきまして風呂上がり飲酒メント行為でゼンがキマった勢いでふと指してみたくなりました。緊張で雑念が入りすぎる嫌いがあったので飲酒が功を奏すかもしれない。

2 34歩(33) 00:01/00:00:01
3 66歩(67) 00:05/00:00:08
→先手が角筋を止めました。脳内では早くも審議。
①相振りだったら勉強中の「石田流を指しこなす本(相振り編)」が活かせるかもしれない
②しかし対抗形三間飛車はぴよ将棋とも数えるくらいしかしてないので自信がない。
③後手対抗形はほぼKKS配置から入っている。
4 42飛(82) 00:06/00:00:07
→というわけでやや逡巡し様子見のKKS配置を可決。


4手目


5 77角(88) 00:04/00:00:12
6 24歩(23) 00:06/00:00:13
→これはなんか相振りっぽいなということで飛車先になりそうなとこを早めについておくなど。
7 78銀(79) 00:04/00:00:16
8 33角(22) 00:01/00:00:14
9 67銀(78) 00:03/00:00:19
→先手は飛車先も飛車振りも保留しながら進めています。こちらが先に形を決めてしまったので、態勢を早く整えるというメリットができればいいのかな?
10 22飛(42) 00:01/00:00:15
11 88飛(28) 00:02/00:00:21
→ここで先手も向かい飛車を表明。愛・振り飛車博開催です。
12 25歩(24) 00:02/00:00:17
→先述の通りこちらは先に動くことをメリットにしたいので囲いは先手が攻めそうな時でという感じ。うちの白ビールのかあさん(検討ソフト)も怒ってないので構想としてはセーフですかね。
何も考えずに美濃に囲いに行った結果先攻されて受け方がよくわからず死ぬということを繰り返してしまっており、堅守速攻が理想としても受け方を知るにはまずは攻め方を知らないといけないのでは。ということで先攻する(ただし飛車は振るものとする)勉強しているのですが、本局でもそうですがなかなかうまくいきませんね…
13 28銀(39) 00:02/00:00:23
14 35歩(34) 00:14/00:00:31
→どのように先攻体制をつくるのか問題。飛車先を交換した後に石田流っぽくしたいみたいな目論見。
15 48玉(59) 00:04/00:00:27
→先手の方は丁寧に進めようという手が多くて非常にやりがいのある対局になりました。
16 62玉(51) 00:06/00:00:37
17 38玉(48) 00:04/00:00:31
18 42銀(31) 00:21/00:00:58
→いつ飛車先を交換していいのか、これがわからない。とりあえずつっかけるならさすがに自陣をもう少し整えないとダメかな。このへんは雰囲気でやっててわかりません。
19 58金(69) 00:10/00:00:41
20 26歩(25) 00:17/00:01:15
21 26歩(27) 00:04/00:00:45
22 26飛(22) 00:02/00:01:17
23 27歩打 00:03/00:00:48
24 24飛(26) 00:01/00:01:18
→うまく石田流風味で狙える形には出来たかなという感じで気分は良い
25 48金(49) 00:08/00:00:56
→相手の方は堅実に金無双を完成させました。
26 52金(41) 00:02/00:01:20
→こちらの囲いはこれでヨシとします。何囲いにしても相振り飛車は上から直撃するので堅いとは思えないですし攻められそうになったら考えましょう(考えて正解できるとは言ってない)
27 96歩(97) 00:03/00:00:59
28 44角(33) 00:10/00:01:30
→先手が攻撃態勢を作ってないので本格的に攻めにいこうと欲張った手。飲酒して気が大きくなかったらできないね多分。悪い発想ではなかったようですが、このあと仕掛けの局面で大やらかしをします。
29 16歩(17) 00:07/00:01:06
→この端歩は先攻したいマンと化したワイ将には歓迎
30 14歩(13) 00:01/00:01:31
31 56銀(67) 00:03/00:01:09
32 33桂(21) 00:03/00:01:34
33 86歩(87) 00:05/00:01:14
34 82銀(71) 00:18/00:01:52
→先手も満を持して攻撃態勢を築いていくようなのでこちらもそれにあわせて手を入れます。
35 85歩(86) 00:02/00:01:16
36 34飛(24) 00:36/00:02:28
→先手が遅れて飛車先を交換している間にこちらも攻めたいところさんだぞと鼻息が荒い。これが悪手で、サッカーでいうところの前線で選手が渋滞してワンツーしにいったらカウンターで死ぬみたいな形になってしまいました。普段見てるサッカーのせいかな(すっとぼけ)。
代えてじっと54歩が正解。角と銀の動きが柔軟になりなすね。いやーこれ見たことある本で…。身についてないな…。
37 84歩(85) 00:23/00:01:39
38 84歩(83) 00:12/00:02:40
39 84飛(88) 00:05/00:01:44
40 83歩打 00:01/00:02:41
41 86飛(84) 00:06/00:01:50
42 36歩(35) 00:30/00:03:11
→7筋(3筋)を突き捨てとくと攻め幅が広がると勉強したので3筋から攻撃開始。確かにここから攻めると中終盤にかけてすごく手を考えやすくなりました。ありがとう戸辺先生。まあ戸辺先生は中央に銀を繰り出すことの重要性も教えていたんですけどね…
43 36歩(37) 00:09/00:01:59
44 25桂(33) 00:18/00:03:29
→大落手。先手銀の進出を阻むための守備の桂馬だったのに、先攻に目がくらんで守備位置から離してしまいました…。もちろん銀が前に出て飛車角両取りで試合終了。飲酒やっぱだめじゃねーか。もちろん対局中はゴキゲンなので微塵も
悪手だと思ってないです。


44手目



45 65歩(66) 01:00/00:02:59
→こちらの攻め攻めの雰囲気にごまかされてくれたおかげか見逃してくれました。とはいえ前に出た飛車角が逆に狙われる展開となるのは変わらず、先手優勢の中盤戦に。ひどい作戦負けだ。銀君を冷遇するとこうなってしまうんですね。学びました。
46 77角成(44) 01:35/00:05:04
→1分考えてもわからなかったのでとりあえず角交換。
47 77桂(89) 00:15/00:03:14
48 15歩(14) 00:17/00:05:21
→角交換後のこの取り込みが大きいと見まして対局中は1筋から3筋まで攻めることができそうで気持ちよかったんですがお母さんは冷静に不利とか言ってる。
49 23角打 01:02/00:04:16
→先手の狙いは飛車いじめにあったようです。お母さん曰くやや筋悪で22角から香車を狙って十分とのこと
50 84飛(34) 01:01/00:06:22
→交換なら飛車君もお荷物にならずにいいのではというのもあるし、歩を打ってくれれば攻めが重くなるかなという邪念。ついでに振りなおして角に当ててしまいたいという邪念。単に避けて3筋に残ったほうがよかったと思うよと冷静にお母さんに怒られました。先攻しなきゃいけないんだから手番渡すのはだめだな。そりゃそうだな。
51 85歩打 01:40/00:05:56
→まあでも時間を使って迷わせることには成功したのでヨシ(なお形勢)
52 24飛(84) 00:35/00:06:57
53 45角成(23) 00:32/00:06:28
→戦場近くに
馬ができて先手手厚そう。素面の今見たら青ざめます…w


53手目


54 16歩(15) 00:09/00:07:06
→まあ飲酒深夜対局マンにはまともな形勢判断など関係なかった。
55 18歩打 00:05/00:06:33
→しっかり受けてきます。先述しましたが、今回の相手の方は本当に丁寧な方で勉強になることばかりでした。
56 44角打 00:20/00:07:26
→とにかく端を狙いたいマンとついでに右辺の桂馬と飛車も狙えてあじよしみちおでは!
57 55銀(56) 00:57/00:07:30
→と思ったら激痛の切り返しがあった。ここでようやく先手の馬が手厚すぎて後手が不利なのではと気づきました。角を打たずに37歩が正解だったとのこと。味をつけようとして重たくなって失敗するのがどうやら私の棋風(笑)みたいなんですよね。このあともようけでてきます。


57手目



58 37歩打 00:26/00:07:52
→なんとか攻め駒をさばかないと四肢切断のちリョナられるような局面になってしまうので暴れていきます。死ぬほど忙しい局面になってちびちび飲んでいたハイボールにここから手が伸びることはなかった。(なお対局が終わるのは一時間後の模様)
59 49玉(38) 00:12/00:07:42
60 17歩成(16) 00:25/00:08:17
61 17歩(18) 00:43/00:08:25
62 17香成(11) 01:51/00:10:08
→先に桂馬から成って香車でヒモをつけた方が攻めが分厚くなったとお母さんに怒られました。確かにこっちだとこの後の進行で根元の角を取られても攻め続けられるんですね。いやー、もったいないことした。形勢チョイ悪とはいえそっちのほうが反攻の可能性は出せましたね。
63 17香(19) 00:52/00:09:17
64 17桂成(25) 00:10/00:10:18
65 44銀(55) 01:17/00:10:34
→角をぶったぎって飛車成を狙う後手の攻めを丁寧に摘み取る手なのですが、代えて素朴に17同桂が勝ったとのこと。敵陣に成桂が残るほうがまずいようです。
66 44歩(43) 00:56/00:11:14
→迷ったのですが、いかにも自陣が危なそうだったので銀を取りました。成桂で攻めていけば飛車君も世に出やすいので逆転模様だったと。惜しいことをした…先攻するポリシーとは一体何だったのか…w こういう切羽詰まった時に出ちゃいますね、本性。


66手目



67 35馬(45) 00:26/00:11:00
68 38銀打 00:14/00:11:28
→飛車君が常に先手馬当たってて辛いのでとりあえず王手しましたが大悪手。逃げられても2筋に成り帰る時間があると思ってたんですけど、そんな余裕は無かったということか。なるほど、だから成桂で先に攻めた方が良かったのか。
69 38金(48) 01:31/00:12:31
→先述の通り玉が逃げて冷静に優勢でした。本譜は後手の破れかぶれが通ってしまい形勢が急接近。対局中もこのへんで元気が出てきた。
70 38歩成(37) 00:03/00:11:31
71 38玉(49) 00:05/00:12:36
72 28成桂(17) 00:08/00:11:39
73 28玉(38) 00:06/00:12:42
74 21飛(24) 01:00/00:12:39
→紆余曲折ありなんとか先手陣を薄くできたという成果が出ましたが、先手の馬が抜群に利いており攻め駒も全部精算しちゃって全然足りない。困りました。第二ラウンドかな、と引いたのですが、これは先手が猛攻を始めるのでまずいとのこと。
飛車を引かず22香車を追加すればまだ戦えるとお母さんに叱咤されました。なるほどなー。こういうところだよなー。

75 26銀打 02:05/00:14:47
→ワンチャンス先手玉に銀を引っかけて飛車を成りこみたいと思ってたのですが、先回りされました。ソフト的には駄目らしいけど悶えた好手。
76 45金打 00:41/00:13:20
→馬が絶大すぎるのでなんとかしたかったのですがこれくらいしか浮かばず。一応最善のようですが、これでは苦しいよなあ。
77 34馬(35) 01:04/00:15:51
78 36金(45) 00:10/00:13:30
79 12馬(34) 00:58/00:16:49
80 24飛(21) 00:40/00:14:10
→飛車を切って大逆転優勢だったとのこと。しかしいくら考えても飛車を渡して勝てる気は全然しなかった…。お母さん曰く49銀~27香~16歩で攻めが繋がって先手玉は逃げられないのか。これは打ち込んだ金が大活躍でウハウハだ。
本譜はこの飛車君を意地でも渡さなかったことが後々活きてきたのでこれはこれで自分なりに考えて指せたので良かったのかなと思うのですが、途中投入途中退場になった金君には申し訳なかったですね…
81 13馬(12) 00:56/00:17:45
→このへんから両者1分将棋に入ってお互いへろへろになってきます。評価値は圧倒的互角。お互い時間切れてるのにまだ圧倒的中盤でいつ終わるのか全然わからんかった。

82 34飛(24) 00:43/00:14:53
83 35歩打 00:57/00:18:42
84 33飛(34) 00:27/00:15:20
85 24馬(13) 00:52/00:19:34
86 31飛(33) 00:18/00:15:38
→ここは香車を打つべきでした。あとで気づきますがここで打っておけば優勢とのこと。いやーもうわけがわかんなかったです。
87 64歩(65) 00:55/00:20:29
→おいかけっこでラチがあかんと先手がとうとう照準を変えてきたのでしょうか。と思いきやすごい狙いがありました。
88 64歩(63) 00:22/00:16:00
89 84歩(85) 00:35/00:21:04
90 84歩(83) 00:09/00:16:09
91 84飛(86) 00:10/00:21:14
92 83歩打 00:04/00:16:13
93 64飛(84) 00:13/00:21:27
94 63歩打 00:11/00:16:24
95 66飛(64) 00:36/00:22:03
→なんてきれいなサイドチェンジなんだ。せっかく投入した金が抜かれてしまうと衝撃を受けてたのですが、お母さんは悠長すぎるわよと不満顔。確かに馬がにらんでいて52の金が動けないので飛車を転換せずとも63歩の玉頭攻撃が決まるんですね。でもこの攻めもプレッシャーは大きかった。このあと無事間違えますからね。


95手目


96 21香打 00:22/00:16:46
→金が死ぬかわりになんかやんないとというあがき。足掻いてる時は好手結構貰えるんですよね。まあ選択肢がないからやろうね。
97 13馬(24) 00:59/00:23:02
98 26香(21) 00:10/00:16:56
→ただここで精算するのは大悪手。先手の飛車が回ってきちゃってとんだお手伝いになっちゃう。代えて33飛ないし26金でまだ難解とのこと。今ならわかるんだけど…1分将棋でも1分は読めるんだからしっかりせな...


98手目


99 36飛(66) 00:13/00:23:15
100 45銀打 00:48/00:17:44
→これも先ほどと同様に悪手。しかも銀まで手放しちゃったのでどんどん指す手がなくなる。辛い。
101 66飛(36) 00:34/00:23:49
→二度連続で見逃してもらいました。先手は玉頭を攻めることに集中していたようですね。実際それで全然優勢やからな。
102 27香成(26) 00:22/00:18:06
103 27玉(28) 00:15/00:24:04
104 12歩打 00:28/00:18:34
105 24馬(13) 00:34/00:24:38
106 26歩打 00:49/00:19:23
107 26玉(27) 00:58/00:25:36
108 33銀(42) 00:04/00:19:27
→やることがないので歩で
ちょっかいをかけてからの非常手段。攻めの銀君ようやくの出陣。この銀が動いたの、18手目以来なんですよね。90手後動く銀。本来ハードワークするべきポジションの選手なのでこれは酷かったな…w


108手目


109 25馬(24) 00:18/00:25:54
110 24歩打 00:18/00:19:45
111 15馬(25) 00:27/00:26:21
112 21飛(31) 00:23/00:20:08
113 32角打 00:57/00:27:18
114 22飛(21) 00:46/00:20:54
115 65角成(32) 00:55/00:28:13
116 88銀打 00:36/00:21:30
→遅れてきた銀君のおかげでなんとか死はまぬかれているものの手厚く指されてまたもや分からなくなりました。とにかく駒が欲しい。苦し紛れ。
117 85桂(77) 01:00/00:29:13
118 99銀(88) 00:21/00:21:51
119 64歩打 00:59/00:30:12
→満を持して決めに来たか。ぐぬぬ。
120 64歩(63) 00:43/00:22:34
121 63歩打 00:59/00:31:11
122 63金(52) 00:15/00:22:49
123 75桂打 01:00/00:32:11
→つり出された金を狙う攻めですが、大悪手で形勢混沌とのこと。
馬がただやんだからか…


123手目


124 13香打 00:56/00:23:45
→ただやんしても飛車が直通するから死ぬ気しかしなかったので出来なかった。普通に25香の王手も逃げられたらどうしていいかわかんなかった。じゃあ58金上がりで受けるか。困りすぎて時間が足らな過ぎた。ただ受けるだけでは負けだろう。馬ならこっちにもあるやんくれ!と思ったのですがこれも大悪手。43に馬が入ったら銀と飛車が死ぬではないか。受け、うまくなりたいです。

125 64馬(65) 00:59/00:33:10
126 64金(63) 00:30/00:24:15
127 64飛(66) 00:12/00:33:22
128 52玉(62) 00:01/00:24:16
129 63飛成(64) 00:53/00:34:15
130 43玉(52) 00:24/00:24:40
→意外とこの形が粘りが利くのでは?と期待していました。非常にYABAI読みの抜けがありましたが、この逃げ込み自体は119手目の攻めからなんとなくイメージできていたのは成長を感じます。10手先が読めた(読めてはない)
131 61竜(63) 01:00/00:35:15
→金を犠牲にして先手+5500→+1500ほどに急接近。憧れのドキドキする
終盤になってきたぞ。


131手目

132 25歩(24) 00:52/00:25:32
133 37玉(26) 00:32/00:35:47
134 15香(13) 00:46/00:26:18
→ここからはどちらが先に仕留めるか…だぜ…みたいなキメ顔して指してる。(なお先手大勝勢+2500)

135 55香打 00:56/00:36:43
→着実に逃げ道をふさぐ。とおもったら厳しかったんですね。53香成同玉は63竜で試合終了。先手の方は1分将棋がずいぶん長くなっているのですが、どこまでも丁寧で乱暴な手がなかったです。見習わないと…
136 36歩打 00:33/00:26:51
→35の歩を取り除くべきだと思うのですが先手玉が近すぎてよさそうな方法が見つからず。26角なら王手しながら歩を払えてあじよしだったようです。なるほどー。
137 38玉(37) 00:57/00:37:40
138 19角打 00:35/00:27:26
→35歩を攻めながら取る方法が分からなかったので55の香車を狙ったのですが、大緩手。53香成がくると詰みルートが迫ります。
139 41竜(61) 00:56/00:38:36
→ただ、先手には見えなかったようです。包囲網を着実に縮めるいい手ですが。1分将棋なー。この人と飲み明かしたかったわ。
140 42飛(22) 00:18/00:27:44
→長きにわたってお荷物ニートだった飛車君がここで渾身のディフェンス。冷静に53香成から危なかったですね今見ると。ただ、先手の焦りを呼んだようで塞翁が馬でした。対局中はようやく飛車君が活躍してチョー嬉しくてドーパミンが出ています。それが良かったのかも。


140手目


141 31竜(41) 01:00/00:39:36
142 37歩成(36) 00:10/00:27:54
→ここぞと攻めましたが、角筋が止まって55香車が取れなくなり悪手。敗着になるところだった・・
143 49玉(38) 00:06/00:39:42
144 47と(37) 00:41/00:28:35
→時間差で気が付き軌道修正。これも53香成のほうが早かったのでダメだったんですが、プレッシャーはかけれたかと。
145 47金(58) 00:24/00:40:06
146 55角成(19) 00:03/00:28:38
→なんとかスイープに成功してさあもう一勝負!と盛り上がってきた。なおここから怒涛のガバりあいの模様。


146手目



147 63桂成(75) 00:55/00:41:01
→攻め駒を増やす手ですが、46香車で上からねじこむ後手の攻めのほうが厳しく逆転。先手玉の急所は4筋だったんですね…
148 74角打 00:55/00:29:33
→無事見えなかった模様。金を狙いつつ成桂を取れるからいいと思ったんですが緩手でした。56香車で馬を射抜きつつ後手玉の薄い脇腹を狙うのが厳しい。
149 48歩打 00:57/00:41:58
150 63角(74) 00:27/00:30:00
151 62歩打 00:57/00:42:55
→と金かな。そんなにゆっくりでいいのかな?と不思議に。その印象通りここで後手勝勢に逆転。
152 18香成(15) 00:40/00:30:40
→藤井聡太二冠っぽい逆サイド追い詰め成駒だ!と盛り上がったのですがお母さんにきいたら普通に緩手でした。怒られた。

153 61歩成(62) 00:55/00:43:50
154 29成香(18) 00:45/00:31:25
→お互いに一番の急所に手が出せず逆に白熱するという展開。154手目にして評価が互角+105て!wやってる方はめちゃめちゃ楽しかったですが反省が多い…w
いやー、でも、こちらとしては65の銀も55の馬も大事な守備駒だと思っててガチャガチャとぶつけたらそのままカウンターで詰むんではと怖かったんですよね…。終盤は駒の損得よりも速度…難しい…。


154手目


155 62金打 00:51/00:44:41
→この手はさすがにこちらの攻めのほうが早いのではと気づけました。ここでようやく逆転を現実にします。
156 85角(63) 00:20/00:31:45
157 51と(61) 00:58/00:45:39
→角で王手して、飛車で金を抜けばそのまま先手玉を睨める。あれ…?勝ったのでは…?読んでて不思議な感覚になったのは面白かった。
158 76角(85) 00:29/00:32:14
159 58香打 00:10/00:45:49
160 62飛(42) 00:22/00:32:36
→実現。最後の最後にうまくいきすぎて怖い。散々お荷物になっていた飛車君が勝ちを決定づけるなんて出来すぎている…スラムダンクだ…


160手目


161 63歩打 00:55/00:46:44
162 63飛(62) 00:10/00:32:46
163 41竜(31) 00:10/00:46:54
164 42桂打 00:47/00:33:33
165 投了 00:00/00:46:54
→80分にわたる戦いに終止符が打たれました。いろいろありすぎてなんだか情緒がぐちゃぐちゃになった。得難い経験でした。

まで164手で後手勝ち


投了図


画像1



未来へ


とにかく疲れました。ていうかここまでで一万字ある。どれだけや。

ガバガバではありましたが、GWに指した時よりも明確にどんな手を指せばよいかを比較検討できるようになりましたし、そもそも指す手が全く浮かばないということもなく、シナリオを思い描いて最後まで指せたというのは非常に大きな成長を感じております。充実感がある。

まあ、強くなったかといわれるとわからないですが、少なくとも将棋をより楽しめるようにはなれているような気がします。しかし、人と指すのは疲れすぎるし振り返りも大変すぎるので、しばらくはぼちぼちと気力(棋力)・時間・体力を充填させながらいいタイミングでできればなと思います。


それでは、またいつか。