椋原健太選手の契約満了について
椋原健太選手の契約満了が発表されました。まだ今季は終わっていないので、後ろを振り返るのはすべてが終わってからゆっくりと。前だけを見ます。が、ちょっとだけ。
今季はチームとしてももちろんですけど、個人としてもなかなかままならなかったと思うんですよね。
そもそもチームの構想は変革のために、より前線で活躍できる個性を求めていて、増谷が補強され、松木がコンバートされている状態でしたし、相方となる選手が過密日程もあって毎試合変わっていて連携が難しそうでした。彼自身のコンディションもこれまでの岡山でのシーズン同様7月がピークになっているのかなという感じは否めないところはあるでしょう。
その中でも離脱者が続出しているチームでふんばって出場を続けてきています。例年秋の深まりとともに離脱していたので、期するところがあったのかもしれません。過密日程で出場機会が巡ってきた若い選手に熱い指導を繰り返したり、結構な入れ替わりのあったチームの支えになろうと必死にやってきているように見受けられます(実際に見る機会が今年はほぼなかったのが本当にもどかしい)
J1まであと一歩というところまできた岡山をもう一段引き上げるために来たという使命を苦しい中でも見失わずにやってきたのではないかと思います。おそらく本来(増谷が離脱しなくてCovid過密日程がない)であればもうちょい出場機会は限られてたと思いますが、それでも情熱は変わらなかったんじゃないかと、勝手な解釈ですが思います。
使命を岡山で果たすことができそうにないことだけが残念ですが、この3年間で岡山に残したものは確かにあると思いますし、今季の残り4試合でも新たに残してくれると思います。私としてもそれを過たず受け取れるように、改めてむっくんの闘志に負けないくらいの気持ちで仕事のあん畜生を殺し試合を見届けていきたいと思います。
寒さ深まる冬のスターバックス(隠語)から
20201203.MDC事務局