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古民家床張り、蜜蝋ワックスづくり
築100年を超える古民家に引っ越して、家を直しながら住んでいます。
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この夏、居間の畳を剥がして木の床板に張り替えて、先週は土間の台所に床を作りました。
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木は経年変化を楽しめる自然素材です。共に過ごして一緒に歴史を刻んでいくと同時に、世界にひとつの材質になってくれる点が魅力に感じます。
また無垢の木は耐久性があることから時間が経っても劣化しにくいため、世代を越えて引き継がれていくことも知られています。
古民家を前の大家さんが大切にしていたように、私たちも丁寧にお手入れして暮らしたい。そんな時、友人から蜜蝋をもらいました。少し前図書館で借りた本の中に蜜蝋ワックスの作り方が載っていたので、手作りワックスを作って、床板や家の建具、家具に塗ってみることにしました。
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蜜蝋と乾性油は1:4で火にかけて、蜜蝋が全部溶けたら完成です。
火にかけていると、心なしか蜂蜜のような香りがしてくる気がしました。瓶に入れて、冷えたら完成。ワックスを布に取って、撫でるように全体に塗ります。塗ってみると、ふわふわしていた木がつやつやに。裸足で歩くと触れ合った感じがしっとり、心地いい気がします。
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塗ったところを俊太郎が舐めてて、ちょっとそわそわする私たち。家中に塗って、それを舐めたり齧ったりしないかしら、と心配になっています。
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