有と無の狭間

有…有るとは存在している、無いとは存在していないとなる。では有るの枠の中しか知らない我々は無いを語ることができない。だが、言葉で無いと定義できてしまっている。

人間には臓器がある。それは皮膚内であり基本的には見えない。臓器は現時点見えないのだが、動物である限り存在するであろうと認識している。

このように認識では現時点見えないものを想定することができる。

人の生活も、自分が見たまんまのその人も、自分が見てないその人の生活を把握することはできないが想定することはできる。

認識は今見ている景色とそれに連なる見えない状況を想定する。存在を認識するとは今見えているものとそれに連なる見えてないものもセットで認識することになる。

この時に、連なる見えない状況をまったく想定せずに今見ている景色を認識することをあるがままを見るという。

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