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【イベントレポート】教育大学生が5分間で学びと問いを共有する「lightfuling online talks」vol.01 開催レポート

こんにちは!lightful編集部の森です。

2021年2月6日(土)に、学生同士のライトニングトーク大会、
lightfuling online talks vol.01」を開催しました!

本記事では、lightfuling online talks vo.1のイベント概要や、参加してくれた学生さん達の発表内容等を文字版ダイジェストとしてご紹介します!

全参加者15人、5000字を超す大ボリュームの記事となりました。少しでも、イベントの雰囲気が伝われば幸いです。

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イベント概要

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lightfuling online talksとは?

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やってみた実践、読んでみた本、書いてみた卒業論文、作ってみた授業。

「教育」について自分が考えたこと全部、日本全国の誰かの考えたこと全部が、ここに集結。

発表に使える制限時間はたったの5分間、きみだけの経験をインターネットに乗せて、自宅から普段は会えない誰かと、「教育」を共有しよう。

どんな些細なことでも、自分の学びは誰かへの問いになる。

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LT大会ってどんなイベントなの?

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本イベントでは、登壇者のみなさんに「教育」をテーマにしたLT(英:Lightning Talk)を行っていただきます。

自分が今までに行ってきた経験を元に、思っていることを簡潔にまとめ、制限時間5分の中で発表をするイベントです。

話の要点をまとめて効率よく伝える力や、人前で話す力、学びを元にした問いへの対話や交流が生まれます。

初心者の方も大学一年生の方も大歓迎です。発表が初めてでもどんな些細なことでも、気軽にアウトプットしましょう!

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MC担当者

今回のMCは2名です!
lightfulの代表の田中・副代表の塚田が担当しました!

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トークテーマ発表

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■ 水野 光 さん

トークテーマ:セブ島で教育実習をした話
当たり前のように使っている言語。
それは教える際、無意識に足かせになっていないだろうか。
言葉での意思疎通が完璧ではない中、セブ島で実際に教育実習を行ってみて、自分の授業観を再定義する。

共有したい教育
言語を超えた授業の目的と再定義

取り組んだこと
・Global Teacher Programへの参加
・セブ島で教育実習
・英語での授業の実践

■小野 栞奈 さん

トークテーマ:「大学の授業」の捉え方を変える
コロナ下での教育というのは、とても満足のいくものではなかった。
しかし、その不自由な中でコロナウイルスに負けず、学びを最大限に行う工夫を考える。できることが限られてる今こそ、大学生の本質に真剣に取り組むべきではないのか。

共有したい教育
今の教育システムの下で、最大限に学ぶためには

取り組んだこと
・最大限に輝かしい大学生活を送るためにはどうすればよいか熟考する
・自分の考えた、大学の授業を楽しむためのアプローチの実践

■郡司 日奈乃 さん

トークテーマ:性の多様性を主権者視点で考える授業実践開発
         ー同性婚法制化に向けたアドボカシー活動を題材にー
彼女のキャッチコピーは「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は抜かれる」。
性に対する多くの社会問題がある中で、主権者教育・アドボカシー活動を学校教育に取り入れることで、共生社会に根付いている様々な杭を抜くことはできるのだろうか。

共有したい教育
共生社会を教育から作る

取り組んだこと

・学生ということを活かした様々な場所での現場経験
・シティズンシップ教育などから考える性の多様性についての熟考
・主権者教育・アドボカシー活動×性の多様性で起こる変化の考察

■中野 柊一郎 さん

トークテーマ:教員養成大学生によるオンラインでの子どもの居場所づくり
すべての子どもたちに寄り添った教育をするためには何が必要なのか。社会貢献できることはなんだろう。自分たちにできることは、一人でも多くの子どもを支えること・安心できる居場所を作ることしかない。大きな理念を持つ彼が目指している学びとは。

共有したい教育
子どものための学生ボランティア団体「manaco」とは

取り組んだこと
・子どものための学生ボランティア団体「manaco」での活動
・個別最適化された学びの提供
・教育に興味のある大学生へ、スキルアップを目的としたイベントの開催

■不二山 七海 さん

トークテーマ:学齢にとらわれない教育のあり方
                   ー考え行動し、改革する風土ー
どうすれば学齢にとらわれない教育が行えるのか。また、自分を軸に学ぶことについてはどう考えるべきなのか。学習支援や地域解決を目的としたコミュニティーづくりでの活動を進める彼女が導き出した学齢にとらわれない教育とは。

共有したい教育
学齢にとらわれない教育のあり方や、自分を軸した学びついて、あなたはどう捉えるか

取り組んだこと
・オランダのイエナプラン教育についての熟考
・スウェーデンの教育制度についての熟考
・上記の教育から考える日本の教育についてのありかたについての熟考

■下平 剛司 さん

トークテーマ:ヒトの"本能"に根差した教育という営み
あなたにとっての「教育」って何ですか??「教育」の語り方は時代・環境によって人それぞれ。その「教育」は正しい・間違い、正解・不正解。様々な考えがある中で、彼が導き出した答えとは。

共有したい教育
「教育」という営みを通して実現したいこと

取り組んだこと
・自身の仮設から考える様々な教育のあり方についての熟考
・さまざまな問いから考える自身の教育観のあり方について

■山本 幸歩 さん

トークテーマ:私の目指す未来の学校と、教師のあり方・創りたい教育のために今やっていること
社会の中にはさまざまなボーダーが存在する。学生と社会人のボーダーをなくし、教育における社会人の再定義を図るためにはどうすればいいのか。
彼女が考える未来の学校と、自身のあるべき姿についてトークしていく。

共有したい教育
「個(co)ラボ」化する未来の学校について

取り組んだこと
・フィンランドへの教育視察
・高校生から教育について深く考える
・教育で存在するボーダーをどうすればなくせるかという問いと解決策の考察

■尾花 涼 さん

トークテーマ:特別支援教育における「校内支援体制」研究の現状と課題
半年で数多くの論文を読破し、今ある特別支援教育における「校内支援体制」の現状と課題を的確にまとめ上げた。
多くの論文を読んでたどり着いた、彼の考える特別支援教育とは。

共有したい教育
特別支援教育における「校内支援体制」の研究の現状と課題の共有

取り組んだこと
・多くの特別支援教育の研究論文の熟読
・多くの研究論文から考える自分なりの校内支援体制のありかたについての考察

■青木 花連 さん

トークテーマ:政治にワクワクするための方法を一緒に考えませんか?
あなたは、政治に関してどのようなイメージを持っているだろうか。
政治は、話しづらい。一貫してこの回答だろう。
そんな中、主権者教育から考え、「ワクワク」するとはどういうことなのだろうか。彼女の実現したい未来とは。

共有したい教育
主催者教育で一緒に「ワクワク」しませんか?

取り組んだこと
・政治事務所のスタッフとして活躍
・学生の政治団体で、政治に関する発信

■中尾 駿斗 さん

トークテーマ:子どもの声をちゃんと聴いてほしい。
                    〜「いじり」の被害経験より〜
「いじり」は理論的に考えることよりも、経験に基づいた感情的な話をしたほうが説得力がある。「いじめ」について考え・語られることはあるが、「いじり」については軽視されがちである。
「いじめ」と「いじり」の違いはなんだろう。彼に聴こえている声とは。

共有したい教育
「いじめ」と「いじり」について

取り組んだこと

・個人の経験に基づく考察
・ニュースやネット記事から考える、今後の「いじめ」「いじり」への対策法

■菊池 瑠乃 さん

トークテーマ:塾教室の在り方改善
なぜ勉強するのだろう。勉強する意味ってなんだろう。
塾講師のアルバイトとして働く彼女が考える、勉強する本当の意味とはなんなのだろうか。また、それを達成できるような塾教室の在り方とは。

共有したい教育
なぜ勉強するの?

取り組んだこと
・塾講師アルバイトとして、現場経験から基づく塾教室の改善策
・なぜ勉強するのかという根本的な問いへの考察

■森田 友華 さん

トークテーマ:フェミニストとは
フェミニストと聞くと、あなたはどのようなイメージをするだろうか。
男性嫌いな女性。ジェンダー問題。そもそもよくわからない。などあまりいいイメージを持たない人が多いのではないか。そのマイナスイメージを払拭するために、彼女が考える解決策とは。

共有したい教育
フェミニストの悪いイメージを払拭したい!

取り組んだこと
・フェミニストの定義から考えた本当の意味の再確認
・女性・男性目線から考える抑圧されているステレオタイプの考察
・フェミニストの悪いイメージを払拭するための改善案の熟考

■能登 大貴 さん

トークテーマ:「十津川郷民の北海道移住」からみたふるさと教育
なぜ地域教育が大切なのだろうか。地域を意識して大切に思う子どもは少ないかもしれない。自分の生まれた地域のことを「好き」と思えるような子どもが増えれば、よりその地域が生きてくるのではないかと考えた。

共有したい教育
あなたの考えるふるさと教育とは

取り組んだこと
・歴史から紐解く十津川郷民の北海道移住についての考察
・様々な文献から考えるふるさと教育のあり方についての考察

■てぃーだぶ さん

トークテーマ:コロナ禍における留学について
実際にコロナ禍で留学を行ってみて彼はどう感じたのか。ロックダウン中に彼がとった行動とは。
イギリスの大学院で教育を学んでいるからこそ見える、研究者・学習者の視野の広さの必要性について彼が感じ、思ったこととは。

共有したい教育
コロナウイルス禍におけるイギリス大学院での学びについて

取り組んだこと
・イギリス大学院で学んでいる実際の経験から基づく学びのあり方の考察
・日本で学んだ教育(教科教育)学とイギリスで学んだ教育に関する社会学について

■櫃割 仁平 さん

トークテーマ:若者はいつ自分の氏名に気づき、動き出すのか
若者はいつ自身の心理に気づくのだろう。いつから自分と向き合い、考え出すのだろうか。学生団体 Teacher Aide を通して彼が考える教育とは。

共有したい教育
相対化・自分の価値観を変える体験は何がある?

取り組んだこと
・留学先のニュージーランドでの教員と日本の教員の違いのまとめ
・学生団体 Teacher Aide の立ち上げ
・さまざまな相対性への問いと考察

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結果発表

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🎉あゆみん賞🎉
尾花 涼 さん

あゆみん賞の特典として、尾花さんにはあゆみんのらじふるにゲスト出演していただく予定です!

🎉さくやん賞🎉
中尾 駿斗 さん、菊池 瑠乃 さん

さくやん賞の特典として、お二人には後日、さくやんが素敵な名刺を作る予定です!

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「lightfuling online talks」vol.01 まとめ

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「lightfuling online talks」vol.01 にご参加くださった発表者の皆様、視聴者の皆様、本当にありがとうございました!

私たち lightful としても、ご参加くださった皆様としても、新しい教育を発見するとてもいいアウトプット・インプットの機会だったと思います💡

私たちは多種多様な人たち・ものごとに出会い、体験や経験をし、新しい考え方や様々な生き方を学びます。それがそれぞれの自我の形成に繋がり、今の私達として表現されています。

10代20代の方や、学生である私たちは、そのような出来事に多く出会います。なぜそのように考えるかというのは、その時の彼らの成長力が、柔軟であり、とてもよく学び、吸収するからではないかと私は考えます。

そのよく学び、吸収する時期に、このようなイベントが開けたこと、多くの参加者様が集まってくれたことにとても感謝しています。

ありがとうございました!

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アーカイブ動画販売について

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本記事では「lightfuling online talks」vol.01のイベント概要や、参加してくれたU-25の学生登壇者たちの発表内容を、文字版ダイジェストとしてご紹介しました。

当日の雰囲気や、受賞者の発表を覗き見したい方は、ぜひ以下のダイジェスト動画をご覧ください!

約2分間で、イベント概要や様子を紹介しています。

そして、「きちんと本編が見たい!」という方や、「この人の発表もっと聞きたい!」と思った方は、ぜひ本編のアーカイブ動画を購入し、より多くの学生たちの「学び」と「問い」に触れてみてください。

発表者のみなさんの、経験や研究、実体験を使って考えられた発表内容は、私たちがより良い教育者になるための近道になるかもしれませんね。

↓本編のフルアーカイブ動画は以下のフォームからご購入ください!↓


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「lightfuling online talks」vol.02 開催のお知らせ

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学生の皆さん、日頃から新しい学びや発見があるのではないでしょうか。

それは小さな気付きであったり、自分を変えるような大きな発見かもしれません。一生懸命仕事を頑張っている方も、何気ない日常を過ごしている方も、どんな人でもインプットしている時間はが必ずあると思います。

しかし、その気付きを共有したり、友人と話し合ったりしてアウトプットを行っている方は少ないのではないでしょうか。

新しい知識を取り入れることはとても重要です。ですが、それと同じくらいアウトプットを行い、知識を定着させるということも重要なはずです。

私たちは、そのアウトプットをできる場を継続して提供します

教育学生も、そうではない方も、同じ未来を支える者として、みんなで成長できるようにお互いを高め合う場を作っていきたいですね!


↓「lightfuling online talks」vol.02 詳細


↓観覧チケット購入フォーム&登壇者エントリーフォーム

「lightfuling online talks」vol.02 では、もちろん新しい申し込みも大歓迎!
2回目の参加の方も、ひとりだと勇気が出ない方も、友人を誘っての参加も大歓迎です。U-25の学生のみなさまのご参加、お待ちしております!

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