見出し画像

葛根湯とカロナールの同時服用は、必ずしも、お薦めではありません!

 かぜの時に葛根湯は、よく処方されます。葛根湯は、゛熱を上げて体の
表面を温める薬゛
で、体温を上げ体の免疫力を高める。つまり、いったん
熱は上がるけど、ウィルスなどをやっつけて、早く熱を下げる働きがあり
ます。一方、カロナールは体温を下げる薬です。
 この薬を同時に飲むと「葛根湯:体温⬆️ vs カロナール:体温⬇️」と
相反することになり、葛根湯の効果が十分に発揮されず、風邪症状が長引く可能性があります。
 
葛根湯とカロナールの併用自体はダメと言うことではなく、より効果的に服用するのが賢い方法です。
体温が高い・寒気の時には、葛根湯
葛根湯では、体温が下がらない時には、カロナール
葛根湯は苦くて飲めない時には、カロナール
頓服の服用は、カロナール
なお、総合かぜ薬にも、アセトアミノフェン・イブプロフェン等が含まれているので、同様です。具体的な指示は、医師や薬剤師に相談して下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?