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睡眠改善薬ドリエルの知りたいこと、教えます!

 ドリエルと言う「睡眠改善薬」が市販用の薬として販売されています。
この薬についての疑問(どんな成分?、医療用の睡眠薬との違いは?)などをまとめました。
Q1:ドリエル中の成分は?
A1:ジフェンヒドラミンと言うアレルギーを抑える成分が1錠中に25mg
含まれています。この成分は蕁麻疹・湿疹などのかゆみ止め薬レスタミン
コーワ糖衣錠(10mg/錠)、ベンザブロックYASUMO(12.5mg/錠)や子供用の咳止めシロップ、塗り薬のウナコーワなども含まれています。
*ドリエルなどは、アレルギー薬ジフェンヒドラミンの副作用である
゛眠気゛を逆手にとり、「睡眠補助薬」になったわけですね。

 
Q2:医療用の睡眠薬とは、違うの?
A2:医療用の睡眠薬・睡眠導入薬は、慢性的な不眠に使用する薬ですが、ドリエルは「一時的な不眠症状」に使用するもので、自然に近い眠りに導く効果があります。

Q3:睡眠薬や風邪薬と一緒に飲んでいいの?
A3:医療用の睡眠薬は、もちろん、風邪薬や鼻炎薬に含まれるアレルギー薬ですから、一緒に飲んでしまうと、効き目が重なり、副作用が強く出る恐れや医師による治療を妨げる恐れがあるため、併用は避けて下さい。

Q4:ドリエルの効果は、どれくらいなの?
A4:「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」などを訴える方(173名)の臨床試験を実施、睡眠改善効果82.1%でした。

Q5:ドリエルの持続時間は、どれくらい?
A5:個人差がありますが、7時間前後とされています。
 
<注意>
風邪薬(PL配合顆粒)、花粉症薬(アレグラ)には、アレルギー薬が配合
されています。これらの薬が処方される時には、医師や薬剤師に相談して下さい。また、ドリエルを数回服用しても症状が改善しない時には、医師や
薬剤師へ相談或いはクリニックの受診をおすすめします。


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