無職処女婚活🧟‍♀️シングルマザーオンマと紫陽花の出会い


最近、自分の風貌が「息子の無罪を信じ、単独で真相を探るシングルマザーオンマ」に似てきた気がする。

「母なる証明」より引用しました。


何で未婚なのに、一児の母の風貌に変化したんだろうか。地域猫を自分の子どものように育てているから、母性本能が目覚めたせいで一児の母みたいになってしまったのだろうか?(マイボディ、勘違いしちゃったの?)

彼氏と新しい仕事にいっこうに出会える気配がない無職処女は、家族の視線から逃れるために足湯に行くことが増えた。(居場所そこ?)
脱毛してないフサフサの足を風になびかせながら、足湯に向かう無職処女(モテないポイントその1)

この真夏に足を温めにくる人はいないとずっと思っていた。そう思っていたのに予想は裏切られた。
彼氏と仕事には未だ出会えず。けれど、足湯友だちができたのだ、わたしに。
無料の足湯に通う、足湯おじさんだ。

いつもパツパツの服で血管止まりそう、死を早めてる

足湯おじさんは、ツバメが暴れ回る某球団のキャップを被り、汗を垂れ流しながら足湯に通っている。
死んでしまうんじゃないかとヒヤヒヤするほど汗を垂れ流すので、何度も止めに入るが絶対無視される。(ヒヤヒヤさせてくれてありがとう、体温下がるぜ)

毎回しっかりした足取りで帰って行くからこれ以上心配はしないし、彼女ヅラして止めに入らない。

足湯おじさんはわたしと同じように、家にいてもやることがないため散歩がてら足湯に来ている。
家が近いのか聞いてみるが、「いや隣町(片道4㎞)から来てる」「やめてよ、、、」と驚きのやり取りをした。

足湯おじさんは家庭菜園が趣味でたくさんの野菜や植物を育てているので、話の中心はもっぱら植物の話だ。

「無職処女さんも育ててみたら?時間あるでしょ。」
「結構忙しいから難しいかもしれないです。」
「仕事してないって言ってなかった?」

恋愛アドバイス系のYouTube見るから本当に忙しいんだっつーの。スピリチュアル系も見てるっつーの。(毎日参拝したいっつーの。)

「ちいかわ」より引用しました。


少しだけセンチメンタルな気持ちを抱きながら、帰り道にホームセンターへ立ち寄る。

そして買った。

名前はジャンヌ・ダルク

また母性本能を向ける対象ができてしまった。体が勘違いして一児の母に変化してしまう。
気持ちも母ちゃんになりかけてるから、電話の時だけ声高くなる。ハイトーン母ちゃん。(モテないポイントその2)

紫陽花には、ジャンヌ・ダルクと名付けた。人生という名の戦いを共にやり遂げよう、という意味をこめた。
でもニックネームは「元気」にした。(いらねえだろ)

本名はジャンヌ・ダルクだけど、「元気に育てよ育てよ」という思いから、元気とも呼びたくなったからだ。(近くの川の水、パンパンにあげといた。)

本当なら夏は彼氏と海に行って素潜りして魚を捕える予定だった。(モテないポイントその3)
そんな夢実現する気配もないし、「勝手に漁業したら怒られるよな」と思いながら、虚しい妄想に終止符をうつ。

だが、来月だ。来月は街コンを3件いれた。そして、前回BBQで出会った一平と会う予定だ。
⬇︎一平との出会いはこちらから。(読んでくれた人ありがとうございます。)

来月こそはいい結果を得たい。
シングルマザーオンマじゃなくて、パラサイトオンマの方になりたい。

「パラサイト 半地下の家族」より引用しました。


次回は8月3日。一平との対戦。
そのためにも、足に生えている長い毛はハサミで切っておく。(モテないポイントその4)

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