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人生間違え大賞(仕事編)
私は自分で思う。
私ほど、生き方を間違えている人間はいないのではないかと。
私は、小学校の卒業文集(多分。記憶だけなので証拠は無い)で「本が好きなので、本に関わる仕事がしたい」と。
それは、自分にはそれしか出来る事が無いんだと、自分なりに判断した結果だった。
今になって、つくづく小学生の私はよく分かっている、自分を褒めたいと感じる。
そのまま進めば良かったのだ。
なのに、その後の私は考えを変えた。
もう少し人と関われないとちゃんとした大人になれないのではと、自分にやたら厳しい課題を課し、自分とは程遠い「保育士」の道を選んでしまう。
保育士の道は、結構な苦難の道のりだった。
何度も辞めようと思ったし、実際職場も多数変えた。
一度、保育士を辞め、アルバイトを掛け持ちしていた時期があるが、こんなに気持ちが違うものかと驚いた。
そのまま違う職種に行く事も考えたが、結局資格の強みで保育士以外の仕事とは縁が無かった。
しんどさは変わらなかったが、それでも、その中で楽しさもあったし、認めてくれる人も少しはいたので、何とか今まで勤める事が出来ている。
身体が続く限りは頑張っていこうと思う。
保育士になった事を「間違い」などと言うのは良くないのかもしれないが、人間には向き不向きがある。そして、みんなが皆、向いている仕事が出来る訳では無いし、適材適所で働ける訳では無い。
こんな苦労はしなくてもいいのだろうが、したらしたで、それをどうにか活かそうともがくしかないじゃないか。
ちなみに自分に合ってない仕事をすると、自信は持てないし、人脈は広がらないし、体は相当疲れるし、本当に良い事は無い。
身を持って実感したよ。
しなくていい実感だけど。
以上、人生間違え大賞、仕事編でした!
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