見出し画像

開設9ヶ月にしてはじめてnoteがバズった記事

鼻クソみたいな我がnoteの設立。

Photo by featurecompass

いきなり、恥を晒すようですが・・・。

我がnoteのPVときた日にゃあ、そりゃもう雀の涙、可愛らしいもんでしてね。
《あとでお見せしますが》

まさに弱小、つまり零細、そして皆無、否、絶無。

いわば我がnoteは、

《ネットという広大な宇宙を彷徨う1粒の鼻クソ》

そんな表現でさえ、ハリウッドザコシショウよりかなり誇張してる位でさぁ~ね《ザコシ風に》

調べてみれば私、昨年、2023年の10月に、至極適当な設定で当noteを開設しておりまして・・・。
気が向いた時に戯れ言のような、自慰行為のような記事を、誰に向けるわけでもなく、13本も書いている模様です。

それでも9ヶ月間もの間《不定期とはいえ》紡ぎ続けたこの鼻クソ・・・いやいや、我が零細noteは、まるで壊れた目覚まし時計のように、取り調べに黙秘を続ける武闘派ヤ◯ザのように、ウンともスンとも言いません。

《ま、別に自己満足で書いてるし、読者なんか必要ありまへん。ふっふっふ・・・(^_^;)》

多少の強がりは含まれているものの、それが、93%、筆者の本音でした。

ところがそんな我が鼻クソが、先日いきなり人糞くらいの大きさになりましてね。

筆者の鼻の穴は張り裂けんばかりに拡張され、荒々しくなった鼻息が、まるで季節外れの鯉のぼりのように、濃い鼻毛をそよがせた次第です。

嵐の気配。

Photo by noriaki_wada

現代日本のアスリートの中で、筆者がボクサー・井上尚弥の次に偏愛していた登山家・平出和也が、先日、K2で滑落し、生死不明のまま救助活動が打ち切られたニュースは、皆様、ご存知ですよね。

それは、著名人の悲しいニュースとしては《筆者的には》尾崎豊に次ぐ衝撃でした。

ところが私がその衝撃の一報を把握した日時においては、日本はまさに、パリ五輪の真っ最中。

世界トップクラスの登山家、平出・中島ペアがK2から滑落したというのに、ネットニュースにはまだそれほどの書き込みもなく・・・。

《え?こんな大ニュースに皆さん反応薄っ!?パリ五輪??そんなもん、もうどうでもえ~わ!!》

と、筆者は多少、憤りつつも・・・。

《・・・いや、考えてみれば、こんな形でメディアに取り上げられ、「時の人」になることは、平出にとっては忸怩たる状況の最たるだろう。このニュースは下火のままでいいんだ。みんな、そのまま五輪でも見ているがいい・・・》 

・・・と、そんな風に考えを改めてみたり、それはもう、完全なる情緒不安定。

とりあえず想いのたけをnoteに書き殴り、その夜は明け方まで、2人の安否を伝えるニュースが出ていないか、頻繁に平出の名前と、当滑落事故に関連するキーワードで、検索を繰り返したのでした。

で、そこで、です。
私、ふと、最初の違和感を覚えました。

そうやってGoogleで様々に検索をかけていると、なぜか時折、ついさっき書き殴った自分の記事が、1ページ目、結構な上位で目につくじゃありませんか?

ただ、それもあとになって《そういえば・・・》と気付いただけで、その時は特に気にもとめていませんでした。《その頃は、まだ「スキ」もそんなに付いていません》
 
そして、2人の安否が気になりすぎて寝不足の翌朝。

外回りの営業《筆者の仕事》に出ても、当然仕事なんか手につきません。

何度も何度もYahoo!ニュースやGoogle検索で、続報が出ていないかチェックを繰り返す私を、更なる違和感が襲います。

《やたらと「スキ」がつくな?な、なに??(^_^;)》

自分で言うしかないから言いますが、非常に礼儀正しい筆者ですからして、「スキ」を付けて下さった方や、フォローして下さった方には、当然全てフォローを返します。

1件営業先から出る度に、平出・中島ペアの安否を伝える続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、続報を求め、フォロー返しをし、それをひたすら繰り返すうちに、ついにアナログ大阪代表、愚鈍とうどんが代名詞の筆者にも、オカモトのコンドームくらいの薄さで、事態が飲み込めてくる次第です。

《・・・もしや、コレが噂の《バズる》なの??》

紀伊半島950ヘクトパスカルで上陸。    

Photo by tetsuya99

そりゃね、この記事を読んで、

《ショボいね、そんなのバズったうちに入らないよ、わたしのnoteでは日常》

・・・な~んて思うハイレベルな人にとっては、こんなのは日常茶飯事、そよ風に吹かれた程度の話なんでしょう。

でも零細noteを細々と紡ぐ筆者にとって、それはパルプンテを唱えたら、はぐれメタルの群れが一網打尽になったような一大事。

かくして紀伊半島に、伊勢湾台風と匹敵する巨大台風は上陸しました。

それでは、ご覧下さい。
現在の、これが、我が、中小note《さりげなく零細から格上げ》の現況です。

中小に格上げされた鼻クソnote

無論、筆者が平出・中島ペアへの想いのたけを書き殴った記事は、一目瞭然、1番上に鎮座していらっしゃるソレでごさいます。

・・・いやいや、エグくないですか?

他の記事も1番上の記事の影響を受けて、PVやスキの数が明らかに伸びているので、インパクトは多少弱まりましたが、当初バスる前は、上から2つ目のAdoについての記事のPVだけが確か3000PV台で《当記事PVは9ヶ月かけてジワジワ伸びた》あとの記事については100PV平均、良くてもせいぜい500~600PV程度という鼻クソぶりでした。  

もう1回重ねて書きますが、しかも《9ヶ月かけて》の話ですからねwww

それがたった数日で、1つの記事が10000PVを超え、スキは70を数え、これまで書いてきた9ヶ月、13の記事の総PVを、軽々と抜き去ってしまったのです。
 《この記事を書いてる現在もまだ、スキがポツポツつき、フォロー返しをしております。ってか、このバズで一体、何人の方々と繋がったんだろ?》

戸惑いーーーー。

敬愛する平出の事故の記事でバズったため、素直に喜びきれない葛藤。

そして先日、2人の救助活動は打ち切られ、その夜、私は追記記事を途中まで書き殴った後、久々に缶チューハイを解禁し、嫁と語らったのです。
→次の記事で書きますが、絶賛ダイエット中。  

~以降夫婦の会話~

鼻クソ「ママ、救助活動打ち切られたわ・・・」

保護者「あら~・・・ご家族さん、お気の毒やなぁ・・・」 

鼻クソ「そういやさ、この件を書いたnoteがなぜかバズってな、いつもの俺なら間違いなく次の記事のネタにするとこやけど、内容が内容だけに・・・」

保護者「不謹慎ってこと?それともテンションが上がらんってこと?それか、まさかネタにするのが罪悪感ってこと?」

鼻クソ「いや、まぁ・・・その全部?」

保護者「アホやなあんたは。大好きな平出さんがあんたの文章を広めてくれたと受けとったらええねん。平出さんがどれだけ凄い人やったか、平出さんを知らん人に、どんどん広めるのがあんたにできる供養や。思いっきり書いたら?」

・・・そうだ。
さすが嫁、至極シンプル。
 
思えばこれだけ大勢の方々に、一気に、この鼻クソを知っていただけたのは、繋がれたのは、平出・中島コンビのおかげではないか?

そして吹っ切れた私は今、フルスイングで当記事を書いているわけです→単細胞。

いずれ、敬愛してやまない彼らが帰らなかったことを自分の中で消化しきれたら、改めて平出和也の記事を書きますので、その時は皆様、何卒ご贔屓に。  

なぜバズったのか、その経緯と分析。

Photo by sukoburu_salad

正直、筆者は、書くという行為は全然苦にならないのですが、PVを収入に繋げるのが苦手です。

アナログだし、生粋の不精者だし。

だからこれから書く分析は、明後日の方角へ暴投するような勘違いの可能性も大いにあるので、どうか生温かく見守っていただければ幸いです。

何でまた、いつもと同じ調子であげた記事が、こうもバズったのか?

以下、経緯と、筆者なりの分析でございます。

  • そのニュースはすでにネット上にそこそこ拡散されていたが、《登山》というマニアックなジャンル、しかもオリンピックに注目が集まっていたのも相まって、リアクション《コメント等》の少なさが目についていた。

  • つまり、筆者が当記事をアップしたタイミングは、SNSとしてはかなり迅速だったと思う。

  • 結果、このニュースの詳細を求める方々のPVがある程度集まり、だからかどうかは解らないが、noteが早い段階で拡散をしてくれた。

  • その拡散により、Google検索の上位に表示。

  • 記事をアップした翌朝、当ニュースは全国紙の1面で報じられ、まだ下火だったその件は、そこから一気にネットを駆け巡り、結果、上位に表示された筆者の記事は更なるPVを集め、長期に渡り、Google検索上位の状態が維持された。

・・・いかがでしょう?

詳しい方がいれば、当たっているかどうか教えていただきたいくらいですが、とにかくその次にあげた当ニュースの続報記事に関しては、そこまでバズることはありませんでしたw
《と、いいましても以前よりは遥かにPVを集めるようになっており、それはそれでまためちゃくちゃビビってますが(^_^;)》

つまり、

《多くの人に読んでもらいたいっ!》

という、時事ニュースに絡むnoteの記事は、出回り過ぎた情報でネットが飽和状態になる以前にアップする、というのが鉄則、バズらせるキモなんじゃないんでしょうか??

もしくはパチンコ屋でいうところのいわゆる《店長ボタン》、noteにも特定の記事を強制的に拡散する《運営ボタン》があり、運営が《ポチッとな》とそのボタンを押したタイミングでアップされた記事は《内容がどうあれ》拡散されてバズるとか??

はたまた、暇をもて余した神々の遊びとか?

そんなわけで色々考察した揚げ句、筆者が導き出した結論は、以下の一言でございます。

Photo by kuma_ossan

・・・さて、それはともかくとしても、皆様への御礼がまだでしたね。

該当の記事を読んでいただいた読者の皆様、もう2度とは来ないであろう嵐のような体験をさせていただき、改めまして、本当にありがとうございました。

こんな感じで品のないオッサンですが、今後ともお見捨てなきよう、末永く、宜しくお願い致します。

では最後に、今はまだ帰らない偉大な2人の登山家に捧ぐメッセージをもって、この記事を〆たいと思います。

平出和也様。
中島健朗様。

《クレイジージャーニー》で偉大なる平出和也を知って以降、筆者はずっと、お2人に熱視線と応援を送ってまいりました。

《安否不明》で足取りが途切れたことで、2人はまだK2の山腹でビバークしているような、そんな気さえしております。

これからも、2人が残した映像や記録を、筆者は繰り返し繰り返し、何度も見ることでしょう。

いずれ、あなた方の跡を継ぐ最高のアルパインクライマーが、あなた方の引いた未踏の線を辿り、K2山頂に到達するのを楽しみに・・・。

ありがとう。
そして、お疲れ様でした。

斗月冬歌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?