#8 太い結束力

今日の練習初めから先生の怒号な鳴り響く!
とある高校のラグビー部で練習前に選手が集められ、「昨日と今日のゲームを見た人いるか?」約40名中、10数名の部員が手を上げない。
現在高校セブンス大会が菅平で開催されており、この高校が初出場している。その高校のセブンスのゲームのことを先生は聞いている。
「なぜ見ない?見れない理由があったのか?応援したくないのか?チームメイトが気にならないのか?・・・」先生からするとクエスチョンだらけだった。
選手たちは本当は見たけど、メンバー外となった口惜しさがあり素直に言えなかったのかもしれないし、自分たちが落ちこぼれていると感じており、必死に応援しているということに抵抗を感じたのかもしれない。
どちらにせよチームが戦っているのに、素直に応援していると言えないことが問題だと感じる。自分本位でチームメイトのことを考える余裕がないのか?セブンスの活躍で今後15人制になっても世間から注目されるという考えに至らかなかったのか?
チームを愛する気持ちがないと、自分たちの目的のために体を張ることができない。上に上がれば上がるほど、一人の力ではどうすることもできない。
また、メンバーだけの力でも勝てないし、ノンメンバーやサポートメンバーの力が必要となってくる。チーム全員の結束力があってこそ、本当の意味で戦う準備ができる。
これから選手にとって、つらいつらい夏を迎える。ここで本気で自分たちの限界を突破し、山を越えてきたチームが秋から急成長を成し遂げる。
ぜひ多くのチームがこの夏をチーム全員で乗り越え、結束力を大きく太いものにして、花園という大舞台で活躍してほしいと願う。

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