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周り五人の平均値っていうけど

何かの本で読んだんだけど(たしか進化心理学の本)、人間はその人の周りの五人の平均値になるらしい。人間はそれだけ周りの影響を、受けるものなのだ。

こういう話になると「だからこそ、もっと良い集団に入らないといけない」的なことを言う人がいるけど、僕はこの考え方があまり好きではない。

たしかに周りが愚痴をこぼしまくったり、めちゃくちゃ怠け者だったりした場合は、その集団からは出た方がいいと思う。だけど多くの場合は、周りにそんな人はいないはずだ。周りの人には良いところもあるし、悪いところもあるという場合がほとんどだと思う。

自分が今うまくいってない理由を周りの五人のせいにして、その人たちとの関係を簡単に切ろうとする考え方が苦手だということだ。


それよりむしろ、自分が頑張ることで周りの五人に良い影響を与え、一緒に成長していく考え方のほうが好きだし、自分もそんな人間でありたい。

そして、そうやって自分のためだけでなく周りの人のためのほうが、つらい状況でも頑張れる。

僕も研究や就活で苦しい時間を過ごすことがあるけどそんなときに、「友達に迷惑をかけたくないから、ここで倒れるわけにはいかない」と思って踏ん張れることがあった。

あと、僕の周りの人の魅力を知っていることも関係している。僕の周りには、頭がとても良い友達、ユーモアセンス抜群の友達、誠実で思いやりのある友達など魅力的な人たちがいる。

あなたが長い間、苦楽を共にしてきた関係だということは、あなたも彼らの魅力を十分に知っているということなのだ。

そんな魅力的な人たちの集団から飛び出そうとするよりも、一緒に成長していこうとする目標のほうが良くないですか?僕はそう思います。


これからも、しんどいことがたくさん待ち受けていると思うけど、僕一人だけでなく日頃からお世話になっている彼らのためにも、日々精進していきたい。




今回のnoteは、いつもより短めです。


おしまい

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