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幸せなお金の使いかた
ここんところの記事はユーラシア大陸紀行文が続いていたけど、気分転換として以前みたいに自由にエッセイを書いてみようと思う。配属先での生活にも、少し慣れてきたことだし。研修も3週間前ぐらいに終わってて、今は絶賛新しい仕事をどんどん覚えているところです。
これまで僕の文章を読んでくださっていた方のほとんどが僕より年上だったので、それはつまり、いま社会人もしくは、退職されたが以前は働いていた方が大部分を占めていたわけです。
自分も社会人になって、先輩方が書かれていた文章の意味が、より現実味を帯びてわかりました。仕事で苦手なことがなかなかうまくできなくて悩んだり、日曜日の夜から憂鬱な気分になるのを感じたり。けっして楽とは言えないけど、社会人も学生とは違った楽しさがあると感じています。
社会人となって、高給な仕事ではないですがそれなりに経済的な自由が生まれました。週5で頑張って働いて稼いだお金を、自由に使っていいわけです。もちろん、生活費や税金、社会保険料などにある程度持っていかれるのですが。あと貯金に回す必要も。
せっかくお金を使うなら、できれば幸福度が高まるような使い方をしたいと思う。そして、幸福度が上げるお金の使い方について研究をしているダニエル・ギルバードという心理学者がいて、その方が言うには
1.モノではなく、体験を買う
2.自分のためにではなく、他人のためにお金を使う
3.大きな満足をちょっとだけより、小さな満足をたくさん買う
4.モノへの保険はそこそこにする
5.いま買って、あとで消費する
6.自分が欲しいものを手に入れるのは実際どんな感じか、想像する
7.比較購買はやめる
8.自分の友人に聞いてみる
ということだそうだ。詳しくはリンクにある記事を読んでください。
これらのアドバイスをみると、意識すればすぐにできそうなことが多い。そしてこれまでの自分の経験と合致する。
体験にお金を使うとその良い思い出は事あるごとに想起されて幸せを感じるし、初任給で親をご飯に連れて行った時に幸せを感じた、などなど。
あとは、健康も意識している。運動したり、食生活に気をつけたり、睡眠時間をしっかり取ったり、基本的だけど大事なことを着実にやることにしている。
健康だと、それ自体で幸せを感じる。体の調子が良いと、朝玄関を出て外の風景を見るだけで(自然が感じられるのも理由にあるかもしれない)「今日もええなぁ」と思う。
それと健康に気をつけていると、老化対策にもつながると思う。明らかに髪ツヤがよくなった。
もともとどちらかといえば童顔タイプだが、健康を意識することで、これが10年後とかにどうなっているのかを実験したいと勝手に企んでいる。欲とかあまりないけど、そのことだけについては密かな野望を抱いている。
久しぶりに自由にエッセイ書いたけど、すんごい疲れた。
カフェでコーヒー飲みながら文章を書いたけど、これも体験にお金を使っていることになりますね。
どちらかというと、書くより本を読んでいるほうが楽しいのが本心なのですが。たまには、こうしてカフェで書くのもいいですね。
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