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「SNSで最も使われる歌声」が広島に来た

「今度、asmiが広島市のイオンにライブしに来るらしいけど、一緒に行く?」

目的地の温泉までの道中を運転していた時に、後ろの座席に座っていた友達がそう尋ねてきた。

話しながら運転するのが苦手なので、余裕のなさを出しながら返答をする。

「『ヨワネハキ』とか『ブルーアンビエンス』を歌っていた人だっけ?」


asmiの名前は知っていたものの、これまでほとんど聴いたことはなかった。知ったきっかけは、『ブルーアンビエンス』だっと思う。

Mrs. GREEN APPLEの曲はよく聴いていたので、音楽サブスクでランダム再生していたら、そのうちの一つとして『ブルーアンビエンス』が流れた。

この曲めっちゃ良いじゃん。そして曲名の横に、feat.asmiという文字。「女性パート歌っている人は、asmiっていうのか」

それがasmiを知ったきっかけ。


名前は知っていたものの、asmiが作詞・作曲した曲は全然知らなかった。だから、友達からのライブの誘いも承諾するか迷った。

だけど、ずっと自分の知っている世界だけに閉じこもっていても、凝り固まってきそうだしな。

普段聴かないようなタイプのアーティストのライブにも、足を運んでみよう。

そう決心して、6/4(日)に広島市のイオンに行くことに決めた。ちなみに誘ってくれた友達はasmiの曲を前からかなり聴いていたそうので、おすすめの曲も何個か教えてもらった。




6/4(日)当日。

電車で広島市内へ。1990年代後半に大学が広島市から移転しやがったので、都会の広島市まで遊びに行くのに、わざわざ電車や車を使わざるを得なくなった。嘆いてもしょうがないけどね。

最寄駅に着き、イオンまで友達と小話しながら歩く。もう1人仲の良い友達が加わって、計3人でライブに行くことになった。


14:00からライブが始まる予定なので、それよりも早く着いて、ライブ会場を下見することに。

ライブ会場は、1階のなんたらホール(名前は忘れた)という場所だった。


「ここに、asmiが来て歌ってくれるのか」


正直な感想を言うと、そのライブ会場はとてもこぢんまりしていた。本来、ライブで使うようなスペースではないからね。イオンでよくあるような広場。

asmiファンの友達にこのことを聞くと、「まあ、駆け出し中だからね」の一言。

イオンでasmiの歌声を聴けるのは、運が良かったのかもしれない。これからもっと売れていくだろうから、こんなことはもうないだろう。

ライブ会場を確認した後は、昼飯を食べにフードコートへ。「どの曲歌うと思う?」とライブで歌われるであろう曲を一緒に予想しながら、親子丼を口にしていた。




ライブ開始30分前に席に着き、asmiのことをスマホでいろいろと調べる。

本当なら、前日にやっておくべきことだけど。バタバタしていたので、当日のライブ開始直前になってしまった。

所属事務所のサイト?に書いてあるasmiのプロフィールを読むと、こんなことが書かれていた。


“SNSで最も使われる歌声“の呼び声高い、大阪在住22歳シンガーソングライター “asmi(アスミ)”

唯一無二の愛らしい歌声で、年頃の女の子が抱く恋愛の悩みや日常の想いを切り取って歌う。


やっべ。全然知らんかった。

SNSもnoteとTwitterしか使ってないから、asmiの歌声も聴く機会なかったのか。たぶんTikTokとかでよくasmiの曲が、使われているのかな?

しかも大阪出身なんだ。ほえー。自分も関西出身なので、親近感わくなぁ。

あと、作る曲はラブソングが多いらしい。どうしよ、恋愛経験が乏しすぎる自分には共感できなかったら。



そんな不安はさておき、さらにさらにインタビュー記事も読んでみる。

このインタビューの中で、ラブソングを書き続ける理由のところがとても心に刺さった。

asmiさんは本当はラブソングだけでなく、サンボマスターみたいに誰かに生きる勇気を与えられるような楽曲も書きたいらしい。

だけど、ポジティブでもないし、人間力も、知識や経験もないから“今は書けないな”って思っているけど、恋愛についてなら書けると感じたので、ラブソングを中心に作っているとのこと。

なるほど。だから多くの人から、共感される歌詞になるのかな。



これは自分も気をつけないとな。

憧れの人を真似してしまって、つい背伸びしたことを書いてしまいがちだから。

僕もポジティブじゃないし、人間力も、知識や経験もないからね。理系の知識なら少しあるけど。

等身大のことを書かないと、読者にも見透かされるよな。

インタビュー記事を読みながら、そんなことを考えていると、ライブが始まった。



ここまで文字数が多くなったので、ライブのことは詳しく書かないでおく。

ライブについてですが、控えめに言って最高でした

その2週間後にも、広島市にあるライブハウス「Lve space Reed」にasmiが来て、同じ友達たちと6/17(土)に観に行ってきました。

めちゃんこ歌うまかったです。あと、関西弁やっぱええなーって思いました。

ライブMCで、宮島の鳥居を泳いでくぐりたいと言っていたのは、少し理解できませんでしたが。

アーティストは、やはり変わった方が多いんでしょうね。



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