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子育て中にストレスを溜めないコツ

 「キッチンのシンクを足湯にして掛け流しにしたり」「指の第2関節まで鼻に突っ込んで鼻血を出したり」「親のお腹の上で跳び跳ねたり」。

 子育てをしていると、子どもが色んなことをして、飽きることがないですよね(我が家だけではないはず)。

 「可愛いなぁ」で済むことならいいのだけれど、「これは、家の外で同じように振る舞ったら、保育園でほかの子を傷つけてしまうだろう」とか、「この子のためにも、これは今のうちにやめさせなければ。習慣にならないようにしなければ」といった場面に出くわすこともあると思います。

 こういうとき、子どもの手を握って、子どもの目をみて、真剣な顔で「これをしたら○○だから、これはしちゃだめだよ」「された方は悲しい気持ちになっちゃうよ」などと諭していたのですが、なかなか言うことを聞いてくれませんでした(または、子どもを怒る、ということもありました)。

 こうしたことを子どもがしたとき・それを直させたいときは、「それをしている間は子どものことをあえて無視する」というのが最適です。

 親が「反応」(怒ったり、驚いたり、悲しんだり)をしてしまうと、それだけで楽しくなって・嬉しくなって、続けてしまいます。そして習慣になってしまいます。「子どもには常に向き合わなければいけない」「子どもを無視するなんて、良くないことだ」ということはありません。「どの行いを直すべきで、どれが直さなくてもいいのか」は、親の判断基準の押し付けじゃないか、というのも気にする必要はありません。

 親の「これは、このままでは、マズイぞ」という直感を大事にしましょう。大事な子どものために、「なんだ、これをしても、つまんないなぁ」と思わせましょう。それが子どものためになります。少し勇気を出して、試してみて。

 それから、子育て中の全てに言えること。「自分自身を一番に考えましょう」

 子どもは大事ですが、一番に考えるべきではないです。まずは私たち親が、自分自身を大事にする。

 例えば不幸にも震災にあったとして、「子どもを第一に考えた結果、子どもを優先しすぎて、子どもは助かったけれど自分が(親が)死ぬことになってしまった」といった状態になってしまっては、最終的に子どもを守りぬくことができません。

 「震災にあう」というのは極端な例ですが、自分を優先して、自分の肉体的な、そして精神的な安全をまずは確保することで、子どもを守り続けていくことができます。

 逆に言うと、「何があっても、子どもを守る」「そのために、まず自分を大事にして」「その上で、子どもを持続的に守り続けていく」ということです。

 つまるところ、子どもは、「親が」「親のために」「子どもに頼まれてもいないのに」「勝手に作り、産んだ」ということになります。

 だからこそ、子どもを守る。 そしてそのために、まずは自分を生かす、優先させる。ということです。罪悪感を感じる必要はありません。

 目一杯自分を優先させて、大事にしてあげて。そのうえで、目一杯子どもに仕えていきましょう! 


 「子どもとの距離を適切にとろう」「自分をまずは大事にしよう」というお話でした。


 自分が変われば世界が変わる。今日も世界を変えよう!

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