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「11/22/63」スティーヴン・キング

3.5/5      その190

1963年11月22日のケネディ暗殺を阻止しようと行動する。
末期ガンに友人に依頼を受け、過去に戻る。
過去に戻ることについてはすんなり受け入れられるんだけど。
でも、アメリカの翻訳物は無駄が多いと思ってしまう。
いつも「この話要るか」なんて思ってしまう。
きっと俺が、アメリカの60年代前半のことがわからないからだとは思う。
なんの知識もない若者が「三丁目の夕日」を見るようなもんだろうか。
それでもなんでもダラスのあの事件に立ち会い、行動することになる。
ここでも、オズワルドの単独犯行というところが引っかかる。
もしかしたらこのオズワルドの謎の部分をほじくるのかとちょっと期待していたんだけど。
ダラスでの話は、事後も含めて面白いけど、上下各500ページは多過ぎたなという印象を受けた。
無学な読者が偉そうで、失礼。

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