<作業道具> 愛用の三角スケール

真面目な記事は執筆に時間がかかるので、こういう軽い記事で毎日noteのノルマをこなしていく。

CADで作図する場合でも、三角スケールは必要だと思う

作図はCADでも、図面チェックは紙派。
もっというと、モニターでも紙でもチェックする。
それぞれで気づくものが異なるからである。

紙で確認すると、図面を俯瞰的に捉えることができるので、全体のバランスを見ながらチェックできる。
また、よりよい見栄えにレイアウトを整え直すにも、やはり紙がよい。

紙でのチェックに欠かせないのが、三角スケールである。
私の愛用品が、こちら。

この三角スケール、軽い・細い・短い、が特徴でどこでも取り回しができる。
胸ポケットにも楽勝で入る。
関数電卓の記事でも推したが、取り回しの良さが私の愛用道具の条件なのかもしれない。

しかし、気付いた人もいるかもしれないが、、、これけっこう使いづらい。
物自体が小さいので、目盛りも小さく、線も引きにくい。
対応している縮尺もチョイスが微妙に渋い。

なので、スケールの読み取りが専らな使い方。
いいのだ、線を引く時は大きな定規を使うから。
この三角スケールでは、測って、点が打てれば十分である。

既設の図面の読み取りにもスケールは必要

既設構造物の図面を読み解く必要も、多々ある。
このときにも三角スケールは、必要である。
なにせ、図面があまりに古いと、縮尺が書いてない場合もあるし、そもそもいくつの用紙サイズに対するスケールなのかもわからない場合もある。
そんなときも、この三角スケールをさっと出して、寸法のあたりをつけるのは実にスマートである。

打ち合わせの緊張感を高める効果もあったりなかったり

前述したように、この三角スケールは、胸ポケットにも入るくらい小さい。
打ち合わせの場で、相手が出してきた図面に対して、胸ポケットからスッと取り出したこの三角スケールを当て始めると、場が一気に凍るときもある。
技術者としての実力には全く関係ないのだが、場の空気をアイテムでコンロールするのも、ひとつの駆け引き・テクニックかもしれない。

最後に

上の世代はほぼ全員が個人で所有しているが、体感として30代以下はあまり所有していない気がする。
三角スケールは、ぜひ所有してもらいたいところである。


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