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久しぶりに

久しぶりに銀座へ行った。前回行ったのは去年の6月、オカリナを購入するため。今回もオカリナを購入するため。ただ前回はアルトC管で、今回はソプラノF管を買いに行く。
銀座山野楽器本店。要は音楽の用事以外に銀座に行くことなんてないわけだ。

今回は土曜日ということ、春休みということ、そして陽気が良いということ。。。お出かけには最高の条件が揃っている。
外国人もたくさんいた。でもどうなんだろう、仕事が変わってから前年対比何%増・・・みたいな話を一切しなくなったし、その手の記事も目にしなくなったから、どのくらいインバウンド需要が増減したのかよくわからない。
でもコロナが明けてから・・・という意味で多くなったのは体感でわかる。
人手の多さはさておき、問題のオカリナ購入である。

楽器の試奏。ある程度、というか多少なりとも楽器に心得のある方は必ず試奏してから購入すると思う。同じメーカーで同じ名前の楽器でも、個体差は必ずあって音の良し悪しは試奏してみないとわからない。この作業をおろそかにすると、後で必ず後悔するものだ。

とはいえ、楽器店にある在庫を片っ端から試奏するわけではない。そういうプロの方もいらっしゃるだろうが・・・ある程度の目星というか、メーカーや音質、それに予算も含めて総合的に判断して何種類かに絞って試奏する。とはいえ、そんなにたくさんある楽器でもないので今回は2つの楽器を吹き比べて購入に至った。

オカリナという楽器は音域が狭い。今回はアルトC管よりもさらに小さい楽器故に、音の良し悪しもさる事ながら自分の手によりフィットするというか、指回りの良さが決め手となった。

楽器を購入してから銀座の街をぶらぶら散歩していたら、ホントに人が多かった。とある飲食店は長蛇の列。

あれほど”密”を避けるように暮らしていた時期があったのに、もうそんなことも忘れてしまうくらいだ。思い起こせば、管楽器は飛沫感染があるということから楽器店に行って試奏することも難しかった。

久しぶりに銀座へ行き、久しぶりに楽器の試奏と購入をし、久しぶりに人手の多さと賑わいを感じつつ・・・そんなことを思いながら、これからどんな『久しぶり』と再会できるのか胸を躍らせながら帰路に着いた。

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