小説教室・ごはん学校(浅野浩二の小説)
ある小説教室である。
ここは西暦2000年以前から始まって今日(2024年)まで続いている。
主催者はバクチが好きで、先物取引に手を出してしまって1億円を超す借金をつくってしまったので、その借金の返済のために小説教室を開いて儲けようと思ったのである。
コンセプトは「将来のプロ作家を目指すための小説教室」とした。
宣伝には、「必ずプロ作家としてデビューさせます」と書いた。
小説教室の名前は、将来プロ作家になり筆一本で食べていける人を育てる、という意図から、ごはん学校、と名づけら