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Living~生きている~124【命の時間☆月齢を祝う】

誕生日から
1ヶ月の今日

赤ちゃんの時には
生後何ヵ月
一歳と何ヵ月 と
月齢
に目を向けるが
いつから
月齢を大切にせずに
年齢だけに意識をむけ
挙げ句
いつからか
歳はとりたくない
といい始める…

私の場合は
歳をとるのは怖くないし
歳を重ねるごとに
生きることがラクになってきている
人生の中で
今が一番シアワセ

3年前
私は
パラグライダーの
アキュラシーという
ターゲットに着地する
種目に出場して
グラインダーコントロールを誤り
5メートル上空から
墜落して
死にかけた

今でも
あの時のことを思い出すと
肺挫傷
右手首骨折
右上腕骨折
恥骨骨折
仙骨骨折 
でも不幸中の幸いだったと思う

肺挫傷の治療が優先で
全身麻酔が出来ず
骨折の手術は
それから1週間後だった

あの
墜落事故から
生き方改革するようになった

日頃から
「生き急いでいる
このままの生き方なら早死にするよ」
とよく周りから心配されていた

生き急ぐは
死に急ぐ

墜落事故は不幸だったけど
墜落した瞬間
地面に叩き付けられて

「腰が痛い。痛みがあるということは
私は脊椎損傷にはなっていない
寝たきりにはならない
このくらいの怪我でよかった」と
安堵したとともに

「もうパラグライダーをするために
頑張らなくていいのだー」と
思った

手術後
本来ならば
転院の必要のある重症患者だったが

「トイレさえ行ければなんとかなる」と
私は
主治医と地域連携看護師を説得した

何としてでも
夫の待つ
自宅に退院したかったから
退院2日前に尿管を抜き
右手は三角斤でつり
左手で手すりを持ち
個室内から
病棟内へと歩行練習を拡大した
無理矢理退院

退院後は
電車を乗り継ぎ
週3回リハビリ通院
仙骨と恥骨を骨折していたので
階段の昇降はできず
エレベーターと
エスカレーターで移動した

あの頃を
回想すると
「絶対、元のカラダに戻ってやる」
という
強い信念が
自己を奮い立たせ
後ろを向いて後悔することもなく
前だけを向いて歩いていた自分
ホントよー乗り越えたよ 

懐かしむ


お誕生日から
1ヶ月の今日

現在の自分の生き方を
俯瞰して見つめて
生きていることを
噛み締める

『救ってもらった命の時間を
自分の為に過ごしているかい?』

自問してみる

うん
自己犠牲することを止め
他人様より
自分様を優先するように意識的に過ごしている
お陰様で
イライラすることも
他人様に期待することもなくなっている

無限ではない
有限な命の時間を
自分の為に使うように少しずつ意識できるようになっている
自分に優しくできれば
余裕ができて
他人様にも優しくできることを
体感中


来月の今日は
お誕生日から2ヶ月目になる

意識的に
2024年は
月齢を祝おうと決めた
墜落事故から
今年の10月で三年目
生きていること
生かされていることを意識的に過ごすために

月齢を12か月重ねて
年齢を重ねる

生きている今日が
当たり前ではないことに
感謝する

自分を幸せにしてからこそ
他人様に優しくできることを
忘れないように…

月齢を祝う

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