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シルビア日記17 ひらめきの人

 僕はどんな星の元に生まれたのだろうか。はたまたどういう星があるのだろうか。そんなことを考えてばかりいるということは、何らかのストレスに蝕まれているのだろう。
九星気学なるものを見てほんの少し理解できたような気もするが。説明できるほどではない。僕は八白土星、それはわかったがどのような作用をもたらすのかは半信半疑だ。
他人と気が合う合わないは、自分の力ではどうしようもできないものということは理解できた。生理的に合わない、空気感が合わないなどしっかりと長年の統計からどうやっても混じり合えないということは理解できた。
 学生時代学園祭でお笑いコンテストで連覇したことがある。予選から勝ち抜いたそこに達成感があった。その時一緒にやっていた仲間は家族以上に阿吽の呼吸ができていた。彼と一緒にいると面白いことがどんどん浮かんでくる。自分のやるべき競技よりも毎日ネタができた。本気でそっちの道に進もうか考えた時期もあった。そんな彼と18年ぶりに会った。ずいぶん長いことご無沙汰したが一瞬でその時間は学生時代に戻った。完全なマイホームパパとしての安心感でどっしりしていた。。しかし話始めるとやっぱり面白いことがたくさん出てきた。脳だけではなく体の細胞が生き生きしてくる相手。
歳を重ねるとたくさんの人と会う。向かい会ってみるとビビビと脳の回転が一気に速くなり、アイディアがどんどん出てくる人がいる。これはなんなのだろうか。先日もたった数分だけだったがなかなか会えないに友人に会った。その友人とはためになると思われる本を共有したり、勉強会にも参加した。日差しの強いスタバでコーヒーを片手に一気に話した。全身に血が流れる感覚があった。
そう考えるとひらめきの感じる人と一緒に過ごす時間の大切さ、重要性を深く感じた。だから今日も僕は浅くたくさんの人に声をかけ、ビビビを探す。

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