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鷹の渡り

今日は ライフワークの野鳥観察

秋の彼岸の中日が、鷹の渡りの一番の観察の日

そうは言ってもここ数年の暑さは異常だし・・・野鳥も渡って行くには不安なんじゃないかな~~???
それでも、なぜか彼岸らしくない猛暑が続く中を、たくさんの鷹を観察できる

鳥は暑い寒いじゃなく、太陽の傾きを見てるんだと・・・

それはそれで、すごい!と思う。

あんな小さな羽と体で何万キロも飛び続けて・・・
特に秋に大陸へ渡る鷹は、猛暑の東南アジアあたりから来て、比較的涼しい日本で子育てして、冬になる前に暖かい大陸で過ごすそう

このところの気候以上は、日本がすでに熱帯のごとく暑い!

野鳥も思惑が違ったんじゃないかな

それなら、ずっと冬も日本にいたら良いのに・・・そうもいかないらしい
冬には日本では食べ物がないそうだ

冬に日本にやって来る鳥は、夏を比較的涼しい高原や北方面で過ごしている
そんな鳥は、木の実や草の実を食べるので冬も食べ物があるらしい

冬は田んぼや畑も、休んでいるから小動物や野ネズミなんかも見つけやすいので、食料にも、何とか不自由しないらしい

そうして、人間の営みに歩調を合わせて、暮らしを立てている

誰に教えてもらったわけでもないのに、本当に賢いと思う!

所が、機械化や護岸工事、そこには小動物がいなくなった
また薬剤の使用など
農業が変化してきて、草の実や芦原などが少なくなってきた

田畑をつついて、害虫などを食材にしている鳥にとっても、肝心の虫たちがいない
猛禽類が害獣を食餌する小動物もいない

大切な食べ物がない!ピンチだ!

それでも渡ってきてる、姿をみるにつけ、今年も忘れずに渡ってくる鳥たちの目に人間の営みはどう映っているのだろう!

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