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心療内科は薬と診断書をもらうところ。悩み相談所じゃない。

今回のテーマは心療内科

いま日本人は病んでいる人がとても多い。意を決して病院に行こうと電話しても予約が半年待ちとかザラにある。

その現実に絶望した人も多いのではないかと思う。

そこで今回は実際に6年かけて複数の心療内科に通ってきた自分が体験談というか、ちょっとした助言をしたいと思う。

あくまで個人的な意見なので参考にならなかったら申し訳ない。

始めに結論を言うと


心療内科は予約無し、当日診察OKの病院に行くことをオススメ!

理由として、まず心療内科に通ったことの無い多くの人が勘違いしてそうなのが、心療内科に行くと悩みや鬱が治ると思っていることだと思う。

もしくは優しい先生がいて『うんうん』とゆっくり話しを聞いてもらえるような悩み相談所だと思っている人が意外と多いのではないかと思う。

自分も初めて心療内科に行く時はそんなイメージを少し持っていた。

しかし

実体験として色々な心療内科に通ったから分かるけど正直言って

心療内科は悩みを聞いてくれるような場所ではない。

基本的に心療内科というのは患者の状態や、どういった場面で困っているのかを聞いて処方する薬の種類や強さを決めているだけで、診察時に個人的な苦労話や悩みを聞いているわけじゃない。

先生の雰囲気や人柄の違いとかはあるが業務内容自体はどこも大差無く一緒。違うのは店内の雰囲気や待ち合いの広さぐらい。

それと予約が必要か・必要じゃないかぐらい。

病院の先生がやることは悩み相談じゃなく、あくまで診察。薬の処方。診断書の発行。紹介状の作成。

患者側は先生に聞かれた質問に対して答えるだけなので主導権は無い。

※鬱や不安障害の申請については初診から治療開始6ヶ月後なので、初診を早く受けないと始まらない。詳しくはこちらのリンクから↓↓↓


ここらへんを勘違いしている人は多いと思う。

それに診察は一人の患者に割ける時間もだいたい決まっているので、どうしても事務的にならざる得ないのだと思う。

なぜかと言うと、次の患者も待っているし病院は利益を出さないと潰れるから。一人の患者の悩みを1時間〜2時間も聞くというのはまず不可能。

よく病院の口コミなどで、先生がまったく話しを聞いてくれなかったといったような書き込みがあるが、おそらく聞かないというよりは聞けないが正しい気がする。

10分〜15分の診察で聞ける筈がない。これは心療内科に限らずどの科でも一緒だと思う。内科だろうが整形外科だろうが一緒。少し話しを聞いたらレントゲンやMRIを撮りましょうになる。

そしてその結果を元に、薬を出したり入院が必要かどうかを決めるので、診察時にプライベートな悩みを聞いているわけでは無い。どういった治療が必要かを判断してるだけ。

Googleの口コミで病院の悪口レビューを書いている人達はそういった病院の業務内容と自分達が治療に期待する認知のズレがそうさせているのかなと思う。

もし、ゆっくり悩み相談をしたいなら
心療内科ではなく、心理カウンセラーだったり社会福祉士の方がたぶん良い。

薬が欲しいなら心療内科。

まとめ

初診で半年待っても病院でやることは大して変わらないので、急いでいる人は予約無しの病院でOK。

半年待ったからといって特別な薬が処方されるわけじゃない。

心療内科は悩み相談所じゃない。薬や診断書を貰う場所。

障害申請は初診開始から6ヶ月後なので早く受診した方が圧倒的に有利。

生活が苦しいなら→社会福祉士または市役所

話を聞いて欲しいなら→心理カウンセラーまたは心の相談窓口、Yahoo知恵袋、友達、家族、恋人、ペット、SNSなど


この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです

最後までご覧いただきありがとうございました。

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