実家暮らし最強説(30代〜40代)
今回のテーマは実家暮らしについて
ここ近年は円安、増税、物価高の影響で人々の生活はとても苦しくなってきている。
一昔前までは経済成長の影響もあり、家から自立して一人暮らしでガンガン働くのが普通だった。
または家庭を築いてマイホーム、自家用車を持つことが一人前の社会人という印象を、なんとなく刷り込まれていたと思うが、近年はその価値観も徐々に崩壊しつつあると思う。
自分も若い頃はそれが理想像だと思っていたし、それが一人前と認められることだと思っていた。
しかし状況が大きく変わってきた今の時代だとその価値観はもう古いのかもしれない。
多くの人は生活が苦しく貯金ができない状況。そんな状況では結婚もしようと思わない。
となると
結婚していない独身者は、無駄な出費は抑えつつ、ゆるく実家で暮らすのが最適解だと思う。
これからの時代はこのスタイルが増えてくるはずなので、まだ実家暮らしに抵抗ある人は心配しなくて良いと思う。
ということで
今回の記事では自分が実際に感じた、実家で暮らすメリットを綴っていこうと思う。
いま生活に困っている人や、実家に帰ろうか悩んでいる人は是非参考にしてみてほしい。
メディアがたまに『子供部屋オジさん・オバさん』などと小バカにしてますが自分は、この時代を生き抜くための賢い戦略だと思う。
今回、特に見て欲しいのは30代〜40代で一度家を出た経験がある人達や、病気などで働けない人など。
【メリット】
①生活費が抑えられる
これは大きなメリットですね。一人暮らしだと自分で全負担していた家賃、食費、光熱費、Wi-Fiなどが抑えられるのはかなり大きい。
とりあえず生活できることが一番大事なので。
いま身体を壊していたり、生活費で困っている人は早いとこ実家に帰ることをオススメ。
人によっては親に生活費を入れろという意見もあると思うけど、個人的には無理して入れる必要はないと思う。
そう言った考えは各自の価値観や固定概念だと思うので、自分が入れた方が良いと思ったら入れる。入れる必要がないと思ったら入れない。
ただそれだけ。
他人が決めることではなく自分がどうしたいかが重要。
自分が働いていて安定した収入があるなら生活費を入れたら良いと思うし、収入に余裕が無いのに無理して入れる必要は無いと思う。
親が言ってくるならまだ分かるが、赤の他人がどうこう言う話ではないはず。
②親の健康状態を把握できる
離れて暮らしていると親の健康状態はよく分からないけど一緒に暮らしていると、細かい変化までよく分かるようになる。
このメリットは病気に対して早期対処ができるようになるので突然何かあった時でもサポートや対処がしやすくなる点にある。
県外にいて急遽、地元に帰るのは色々と大変なんでそういった面では安心材料になる。
③詐欺やボッタクリなどの防止
60歳以上の親世代はデジタルに疎いので、スマホの設定やパスワード、サブスクの解約などを自力ではできない。
ほっとくと変なサイトに誘導されて詐欺ウィルスに引っかかる可能性が非常に高い。
現にこの6年間で自分は何度も、親に送られてくるフィッシングメールや不正請求、ぼったくり業者、悪質な営業、謎の勧誘などを防いできた。もし自分がいなかったらどうなっていたんだろうと考えたら恐ろしすぎる。
保険の契約内容やスマホの無駄オプションなんかもそう。年寄りは気づかないうちに色んな場所でお金を毟り取られている。
近くに相談できる家族がいないと、ID設定やパスワードも全て他人に頼むから、いつ詐欺をされても全く不思議ではない。マイナンバーみたいな大事な個人情報さえも頼んでしまう恐れがある。
そう考えたら詐欺などの金銭トラブルを未然に防げるということが実家にいる最大のメリットかもしれない。
飯を食わせてもらう代わりに、自分はセキュリティを担当すると。
ついでに家にいると空き巣の被害も減るのでこれがある意味、真の自宅警備員の姿かもしれない。
飯を食わせてもらっているだけだと、ただの穀潰しになるので無職の場合は、最低限の役に立たないといけないと個人的には思っている。
④ボケや孤独の防止
今はまだ両親とも働いているから大丈夫だけど、仕事を辞めると一気にボケる可能性がある。
特に体調や足腰が悪くなると外出も億劫になるので人とも会わなくなる。そうなると怖いのが認知症だったり孤独感。
とりあえず自分が家にいれば最低限の、話し相手にもなるし健康状態の把握も出来るから安心ではある。
自分は、よく家で父と酒を一緒に飲むが、そう言った予防の観点からも積極的に取り組んでいる側面もある。会話をしていると返答だったり反応である程度の認知状態が分かるから。
母親は酒を飲まないから少し違ったアプローチにはなるが、一緒にドラクエのスマホゲームをやったりしてコミュニケーションを取ったりなんかもしている。
その他に最近は野良猫を保護したこともあり、両親の孤独防止にもなっている気がする。
猫を飼ってからは両親も共通の話題が増えて、楽しそうにしているから少し安心。
⑤無駄な出費が減る。
これは両親と自分、共に得する話。さっきセキュリティを担当していると書いたが他にも、買い物代行なんかもしている。
代行というと大袈裟な表現かもしれないが要はAmazonや楽天、メルカリ、ヤフオクなどのインターネットショッピングのこと。
高齢者はこれらのサイトを使いこなせないから、実店舗で高い金を払って買うことがある。ネットで買えば格安で手に入る物を、高い金払って払って買うほど無駄な事はない。
そこで自分が代わりに注文することで無駄な出費が抑えられるという話。支払いはクレジットカード払いなので自分のポイントもザクザク貯まるのでお互いにメリットがある。
1年で10000ポイント貯めれば、月数百円のサブスク代も年間分ぐらい賄えるから、意外とバカにはならない。ちなみにカードは楽天カード。
楽天のポイントアッププログラムやドラッグストアでのポイ活とかも併用すれば更に効率よくポイントが貯められると思う。
ある意味で実家暮らしの無職がリスク無しで始められる簡単な副業と言っていいかもしれない。ちょっと違う考え方としては、高齢者相手に自分が便利屋を開業していると思えばいい。
高齢者にとっては、電球一つ変えるだけで大変な作業になる。もしそれを業者に頼むと数千円は取られる。風呂掃除や草むしりだってそう。
そこを自分がやってあげると相手から感謝されつつ、時にはちょっとした報酬も貰える。まぁ家族相手だと報酬を期待するのはちょっと違うと思うので、これはあくまでイメージだと思ってほしい。
ビジネスの基本的なことも学べて小さな成功体験が社会復帰の役にも立つ。
これなら実家にいても多少は、後ろめたい気持ちも軽減されるので自分的には積極的に色々と家族のサポートするのは本当にオススメ。
他にはメルカリやヤフオクの出品代行なんかもオススメ。
⑥元気なうちにしっかり思い出を作れる
人はいずれ死んだり、病気で身体が動かなくなるので自分も親も元気なうちに沢山、仲良くしといたほうが良いに決まってる。
病気になって実家に帰らないといけなくなった時は本当に気まずかったけど、今となっては病気のお陰で家族とも円満に仲良く出来ているので、ある意味で病気には感謝。
両親があと何年
健康でいられるか分からないけど、その日が来るまでは思い残す事なく、楽しく平和に過ごしたいですね。人の命は有限なんで。
⑦おわり
ちょっと予定より長くなったけど、こんな感じで実家にいればメリットも沢山あるので、帰れる家がある人は、親が元気なうちに帰るのも有りだと思う。
もちろんコミュニケーションや気を使う部分も沢山あるので簡単なことではないけど、それを改善するのも自分の頑張りどころだと思う。
もし両親と仲が悪かったら、プライドを捨てて頭を下げるなり、自分から歩みよってみるなど、あの手この手を試してみればいいと思う。
大前提としてお願いする立場にあることを忘れないのがポイント。「親しき仲にも礼儀あり」という昔からのことわざもあるぐらいなんでね。
そういったポイントを抑えつつ、コミュニケーションをすれば親も普通の人間なんで、なんだかんだで助けてくれると思いますよ。
たぶん
ということで今回は実家暮らしのメリットについてでした。
いつか今回書けなかった実家暮らしのデメリットについても、紹介しようとは思うので、もしよかったらそちらも併せて読んでくれたらなと思う。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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