寝なくて大丈夫。HSPが語る不眠症を乗り切る4つのコツ
今回のテーマは不眠症。
自分自身が不眠症で一時期悩んでいたので、いま同じように悩んでいる人へ向けてちょっとしたアドバイスというか助言になれば嬉しい。
今回の内容は自分みたいに自律神経だったり心因的要素が理由で寝れない人を対象にしています。
それでは本題
自分もそうだったのですが不眠症って凄く不安になりますよね。
ただ寝るだけ
それができない。
人間として当たり前のことが何故か出来ないって相当なストレスになっていると思います。
寝れないと疲れは取れないし、ネットで原因を調べると認知症になるだとか糖尿病になりやすいとか脅かすような内容が山のように表示される。
こんな情報を寝れない深夜に読んでしまうと、頭の中で更に余計なことを考えてしまい
もっと寝れなくなるのは当然だと思います。
ちなみに自分は長年不眠症で悩まされていましたが心臓病や2型糖尿病にはなっていないです。ネットに書かれているような他の病気にもなっていないです。
ということでさっそく結論なのですがタイトルにもあるように不眠症は無理に治さなくて大丈夫です。
寝なくても死なないし病気になることなんてほぼ無いので安心してください。
頑張って寝ようとしなくても
そのうち寝れるようになるんで心配しなくて大丈夫です。
今回の記事で自分が一番伝えたいことは不眠症を克服しようというより、睡眠に対しての考え方や向き合い方を変えようという主旨の内容になりますのでヨロシクお願いします。
寝れないことに対しての強迫観念を無くそうというのがテーマです。
【睡眠に対しての考え方・その1】
自分も最初の方に陥っていたのですが、寝ようとすることがそもそもの不眠症の原因になっているという理論ですね。
眠くないのに無理に寝ようとすると焦りだったり、不安だったりで焦燥感に駆られて余計に寝れなくなるので
寝れないんだったら
いっそのこと開き直って眠くなるまで起きていようという逆の考えです。
『別に寝なくていいや』と開き直ることが重要です。
頑張って寝よう×
眠くなったら寝よう○
この考えに切り替えるだけでも気持ち的にはかなり楽になるはずです。
それに大半の人は不眠症でも3〜4日間くらい寝なかったら自然に眠くなるので大丈夫です。
自分が思うに人間はロボットじゃないんでスイッチのON・OFFみたいに自分の意志でパチッと寝れる方が不自然だと思いますよ。
大半は寝ようと意識して寝ているのではなく力尽きて寝るに近い感覚だと思います。
睡眠は自律神経の問題なのでコントロールできなくて当然です。
【睡眠に対しての考え方・その2】
世の中には寝ずに生活している人達は実在するので寝ないことに対して、そこまで気にする必要は無いのかなと思います。
例でいうならインドの修行僧だったり、アフリカの部族、ショートスリーパー、アマゾン奥地の部族など
危険から身を守るために寝ない人や、体質的な問題で寝ない人など様々な人が長時間睡眠無しでも生きています。
少しズレてるかもしれませんが、夜勤で働いている人なんかもそうですよね。
皆が寝ている時間に起きているという意味では。
とりあえずこれらの事実を知っていれば寝ていないことに対して少し安心感が持てるのではないかと思います。
『寝なくても人は死なない』んだって
【睡眠に対しての考え方・その3】
日本に住んでいると平和なので睡眠関連の情報が色んな媒体で入ってきます。
GoogleからYouTube、書籍、テレビなどありとあらゆるところで見聞きすると思います。
その情報こそが不眠症を引き起こしているという理論です。
一度それらの情報をクリアにするというか、もっと疑っても良いと思います。
本当か?と
と言うのも、不安を必要以上に煽って商品を買わせる手法が世の中には蔓延してるので不眠症の人がターゲットにされているかもしれないという話です。
病気になるぞ!
と煽れば煽るほど商品は売れるし視聴数やアクセス数も増えるので誇張した内容になる傾向にあります。
テレビで不眠症特集の番組をやっている時のスポンサーが製薬会社だったり寝具メーカーなんてのはあるあるだと思います。
他にはYouTuberが不眠症を題材にしてサプリメントを売ったり、健康食品を売ったりなんかもあると思います。
自分はそれらが悪いことだと言いたいわけではなく、流れてくる情報を全て鵜呑みにしないほうが良いですよと伝えたいです。
過度に病気を恐れて情報を入れすぎると不眠病から波及して、高いだけで効果のないグッズまで購入させられる恐れがあるので、そこがとても心配です。
もし睡眠関連の情報を調べるなら厚生労働省や病院が出しているページを読んだ方がまだ安心なのかなと思います。
利益関係無く情報発信していることの判断基準として商品のリンクページに飛ばされることは無いので。
そもそも特殊な例を除き、不眠症で死んだ人なんてほぼいないし
認知症や糖尿病になった人なんて聞いたこともないので心配する必要は無いと思います。
日中に少し疲れたり集中力が無くなるだけです。
睡眠に対しての考え方その4
意外とあるのがこのパターン。
自分では疲れていると思っていても実際には疲れていないパターン。
具体的にいうと脳は疲れてるけど肉体的には疲れていないといった感じ。
自分はこのパターンも結構ありましたね。ずっと無職で家にいたこともあり、身体が疲れてなかったので試しに水泳したり重たい物を持ったりしたら、その日の夜は寝れたなんてことは何度かありました。
こんな単純なことで寝れるんだって少し情け無い気持ちになったりしました…
その他には仕事が決まった日なんかも安心したのかよく寝れました。
この経験から出た不眠の原因は
1.身体が疲れてない(肉体的要因)
2.何か不安を抱えている(心理的要因)
この2つだと思います
どちらか一方だけを解決するのではなく両方とも解決すれば自然と眠気が戻るのではないかと思います。
何かの媒体で寝れない時はリラックスするために瞑想したりストレッチが効果的とかありましたが
自分的にはどうなのかな?と思います。
そもそもリラックスしようと考えている時点でリラックス出来ないと思うし無理矢理寝ようとしていることになると思うんですよね。
本当に寝たいときは
寝よう
とか
リラックスしよう
とか考えるんじゃなくて、自然に眠くなるまで睡眠について考えないというのが正解なんじゃないかと自分は思います。
まぁここら辺の考え方は人それぞれなんで、もし異論があっても認めますし否定もしないです。
ちょっと長くなりましたが
こんな感じで睡眠に対して『無理に寝なくてもいいんだと』考え方を変えるだけでも気持ちが少しは楽になったと思います。
ここまでは不眠に対して意識的なアドバイスを書いてきましたが
最後は考え方や捉え方ではなく
具体的に自分が有効と感じた不眠改善や生活改善方法も紹介して終わろうと思います。
ここまで寝なくて大丈夫とは散々言ってきましたが、寝れるんだったら寝た方が良いに決まってますからね。
寝る為に必要な基本事項は以下の2つなのですが
1.身体を疲れさせる(肉体的要因)
2.不安を解決する(心理的要因)
それにちょっと補足といった感じです。
1.食事と風呂を早目に済ませる。
ついつい食事や風呂が遅くなりがちですが体感的に両方とも夜の19時までに終わらせたほうが入眠しやすくなります。
可能なら18時でもいいくらい。
早く食事をすると寝ている時に胃への負担も無くなるし早朝にお腹が空いたり排便で目が覚めるので生活リズムが整いやすいです。
夜21時からご飯を食べるのと18時に食べるのとでは入眠に対する意識も変わるので早めの食事をオススメします。
2.睡眠薬は飲まない。
薬を飲むことに慣れると睡眠薬が無いと寝れなくなるので常飲はしない。
次の日にどうしても大切な用事がある時だけ使うのは良いと思いますが毎日飲むのはオススメできないです。
それと睡眠を促すサプリメントも必要無いと思います。
自分もメラトニンだとかトリプトファンだとか漢方とか色々試しましたがどれも効果無し。
まだ温かいペパーミントティーを飲んだ方が効果あったかなと思います。
3.忙しくする
人間の本能で暇だとアレコレ余計なことを考えてしまうので、違う何かで余計なことを考えられないように頭の中を上書きするのがコツ。
特にHSPの人や内向的な人は寝れないとアレコレ考えてしまう傾向にあるので考える隙を与えないのも一つの手だと思います。
暇は病気の入り口です
理想はしっかり働いてプライベートを充実させるのが一番かと思います。
なかなか難しいですけどね。
そんな感じで
ようやく終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。
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