毒母親が毒母親になったのは…

今日は、母親のことについて書いていこうと思う。

登場人物は、私の母、母の兄(母兄と表記)、そしてその母、父である。
母か父か、母の母なのか母の父なのか、どっちか分かりにくい文章になっているかもしれない。すみません。

私の母親は、アダルトチルドレンと呼ばれる立場の人だと思っている。

母親の父(私の祖父)は、重度のアルコール依存症だったらしい。
母が中学校を卒業した頃に、母の両親は離婚し、母方に子どもたち(母と母の兄)は、ついたということらしい。

全部、母親と祖母から聞いてきた話なので、語尾が不確かなのは許していただきたい。

両親が離婚するまでの母たち(私の祖母、母、母兄)の生活はとてもじゃないけど、いい暮らしとは言えない環境だったそうだ。

アル中、ギャンブル依存の父親が、夜中に酔っ払って帰ってくるや否や、家庭内で怒鳴り散らしたり、暴力をふるったりしていたらしいから。

父親が帰ってくる気配がしたら、当時子どもだった母と母兄はすぐに布団に入り、いつでも逃げられるように枕元には靴を置いて寝ていたらしい。

そんな環境で育って普通の感性が育つはずもない。
だから、母親は毒母親になるべくしてなったのだと私は思う。

中学を卒業した母は、働いて家にお金を入れながら、定時制高校に通い始めたようだ。
母は、父親から「女は勉強なんてしなくていい!」と言われて育ったらしい。実際に母自身、勉強は好きじゃなかったから、別にそれに対して何か思っているのかは私は知らない。(が、今になってもっと勉強しとけば…とか、もっと本読んどけば…とか言ってくるのは違うと思う。)

でも、母兄から「一応、高校行っといたら?」と勧められて通うことになったそうな。
そんな母だが、定時制高校は楽しかったようだ。

しかし、自分で働いて、学校のお金を払って、家にもお金を入れていた母。

自分のお金で、振袖を借りて成人式に出た話。
自分のお金で、自動車免許を取りに行った話。

私、耳にタコができるくらい聞かされてきました。

だから、母は
「私は親から中学までしか行かせてもらってない。大学まで行って、お金の不自由もなく、暴れる父親も居ないのに何が不満なの?」
って学生時代の私に普通に言っちゃったんだよね。


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