見出し画像

FPの「私とお金の歴史」(子供編)

「歴史」というと大げさですが、
仕事にしている「お金」と「私」の関わりについて
時系列で振り返ってみたいと思います。


幼少期~小学生

私は福島県で3兄弟の末っ子として産まれました。
父は地銀の銀行員、母は元同じ銀行員で寿退社の専業主婦。

幼稚園に入るまで、社宅の古い貸家に住んでおり
幼心にお金がある方ではないんだろうな、、、と感じていました。

4歳で新築の戸建てに引っ越し。

ジェニーちゃん人形や(当時はやっていたリカちゃんのような人形)
ローラースケートや一輪車などその時々で
欲しかったものはたくさんあるけれど
買ってもらった記憶がほとんどない。

兄弟のお下がりばかり。
何か買ってもらえたのはクリスマスプレゼントで
サンタさんが届けてくれたもの。
(これも第一希望はもらえなかったことが多いような記憶…)

バスケのスポ少も友情の船も「お金がないから無理」といわれ…
(友情の船:福島県の子供たちが10日程船でグアム・サイパンに行くイベント)
「我が家はお金がないんだ」と幼心に感じていました。

欲しいモノがある→買ってもらえない→貧乏だから仕方ない
と我慢し続けた幼少期でした。

今思えば、別に貧乏だったわけではなく
将来の子供達の教育費や住宅ローンの返済などを考え
節約していたのだと思います。

中学生~高校生

中学で仲良くなった友達が比較的裕福で
海外旅行にも行き、高級ブランド品も多数持っていました。

幼少期から勝手に我慢してきたせいか
「なんでウチは貧乏なんだろう!もう嫌!」と爆発してしまい
反抗期がやってきました。

そのまま高校入学。
入学式の後真っ先にした事が
アルバイトの面接に行く事でした。

欲しいモノが買えずに我慢してきたから、
高校に入ったら「自分で稼ぐことができる」のがとにかく嬉しくて。

最初に働いた回転寿司屋さんでもらったお給料で
ヴィトンの財布を買いました。

そこから空いてる時間は全部バイト。

お給料で欲しいモノを買って物欲を満たす日々が続きます。

上京・学生時代

高校を卒業して向かったのは東京。
この時は本気で「お金持ちを見つけて結婚する」と
思っていて、東京に行けば出会えると思っていました。

東京暮らしを楽しみながらもバイトに明け暮れる。
お給料が入れば服やバックや遊びに使う。

物欲を満たす事が一番の幸せで
欲しいものは絶対に手に入れたい。
食事を我慢してでも欲しいモノは手に入れたい。
そんな日々でした。

なぜあんなにモノに執着していたんだろう。
不思議なほど、部屋中に服があふれていました。

今思えば、幼少期の我慢や「欲しいモノを買ってもらえない」という経験が渇望感となり、物欲を満たす事が生きがいになっていたのだと思います。

そうゆう経験はありませんか?

社会人になってからの事は、またの機会に書きますね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?