キャリアコンサルタント試験について
皆さんこんにちは、パラレルワーカーへシフトチェンジ中のコージーです。
先月第24回キャリアコンサルタント試験が行われました。受験された皆様お疲れさまでした。
かくいう私もこの資格を保有していますので、試験を受けた経験があるわけです。
私自身はCC協議会の第22回の試験を受けまして、第23回の試験に合格しました!
・・・と、いうことは?
はい、1回落ちました⤵
キャリアコンサルタント試験は学科試験と実技試験の2つの試験が行われます。両方合格ライン以上の得点で晴れて合格!となるのですが。片方しか合格ラインに届かなかった場合、合格した分は持ち越せるので落ちた方のみ再受験となります。
私は学科試験合格、実技試験不合格でした⤵
因みにこの実技試験ですが論述と面接があり、論述は面接の事例記録をを読み問題に答える、面接は相談者との面談のロールプレイを15分間行い受け答え等の対応について採点されます。
双方にてA,B,Cの判定がありその合算で合否判定となるのですが、私の場合論述はA判定でしたが面接がB判定で不合格となってしましました。因みに面接試験の評価は「態度」「展開」「自己評価」の3項目ありすべてB判定でした。
面接の点数が低くて不合格は、おそらく不合格になる方の一番多いパターンではないかと思います。
なので、再リベンジを果たすべく実技試験のみ第23回試験に受験をし3項目オールA判定の評価を頂き何とか合格を果たした次第です。
今回は、どのように試験に取り組んだかを書かせて頂きたいと思います。
・学科試験(全50出題、70点以上で合格)
ワタクシ、学科試験は90点取りました。
勉強方法はひたすら問題を解くことで覚えていきました。
そこで役立ったにはスマートフォンのアプリです。
「キャリアコンサルタント」で検索すると第1回試験~の過去問があるアプリがあります。あともう一つ「キャリコンOX」というアプリがあります。ひたすら〇✕問題を解くアプリです。この2つのアプリでひたすら問題を解きました。一つ注意点は時事問題の場合昔と今で回答が変わるものがあるので注意してください。キャリコン受験者あるあるで「理論家」が覚えられない!というのがありますが、これも問題をたくさん解くことでクリアしました。
あとは養成校が出版している問題集を2回やったのと、直近の過去問を模擬試験として行ないました。他、ネットで模擬試験を出題してくれる団体様がいくつかあります、検索してそれを解いてみるのもいいかと思います。
こうして問題を解きまくって合格したのですが、忘れてはいけないのが試験問題の内容はキャリコンとして必要な知識です。試験後も忘れないようにしなければなりません。
・論述試験(50点満点、20点以下だと不合格)
2回受験し2回共A判定でした。正直何故だかわかりません。
学科試験と違い、何が正解であるか判断できないと思います。試験後に回答が発表されることもありません。対策も過去問をやるしかないし、やってもその内容でよいのか判断できません。初回不合格時に対策書を購入したのですが正直役に立ちませんでした。
なので、ここでは私が気を付けたことを書かせて頂きます。
1,最後まで書ききる
論述試験は時間との勝負でもあります。途中までしか書けないと減点対象です。なので最後まで書ききることだけは必ず行うと心に決めていました。プラス解答欄を超えないことも重要です。入試の小論文試験において白紙と字数オーバーは0点と聞いたことがあったので、ここも気を付けました。
2,回答に一貫性を持つ
問題は全部で5問ありますが、全問通して「どのような支援を行うのか」を問われているのではないかと判断しました。なので全問題の解答に一貫性がないと得点が低くなってしまうのではないかと考えましたのでこの点も気を付けました。
3、問1は外さない
問1以外の問題は受験者それぞれのとらえ方で回答内容は変わってきますが問1に関しては事例記録から相談者が何を相談に来たのかを問いているので正解が決まっています。これはいわば国語の問題です。これを外してしまうと相談者の思いとは外れた流れになってしまうので、ここは事例記録をしっかり読み正解を導き出したいところです。
4、相談者の問題点は2つに絞る
これは、問3の①に関する内容です、事例記録から相談者の問題点を挙げる問題ですが、読めば読むほどたくさん見えてきてしまいます。たくさん挙げることで高得点につながるかもしれませんがそれをしてしまうと問3②、および問4の回答を書くのが苦しくなります。かといって1つだと得点が見込まれないので私は2つに絞りました。
以上4点です。お役に立つかわかりませんが参考にして頂けたらと思います。
・面接試験(100点満点、3項目中の1つでもC判定があると不合格)
初回受験時はここで落ちました。正直手ごたえがかなりあったので点数が取れたいなかったことに非常にショックを受けました。
後々思い返してみると落ちて当然だったのかな、と思うようになりその後修正、再チャレンジの結果オールA判定を頂きました。
ただ正直何故オールA判定になったかはわかりません。論述試験同様こちらも採点者の判断基準なので、どうやったら合格できるのかは説明しきれないと思います。
但し、「これをやったら不合格」については私なりの考えがあるのでそれを書かせていただきます。
1、出来ていたことが出来なかった。
いわゆる、ど緊張して頭真っ白になるパターンです。受け答えや口頭試問が出来なくなってしまいます。減点対象になってしますので改善しなければなりません。
「練習ではしっかりできるのにいざ本番になると…」をお考えになってしまいますが、よ~く考えてください。本番は試験ではなく「実際の相談」時なのです。実際の相談時で緊張するのはキャリコンではなくクライアント側です。「緊張しているクライアントさんの気持ちを和ませてあげよう」という気持ちで臨めば少しは和らぐのではないでしょうか?
2、スキル不足・・・というよりは練習不足
試験なので、当然といえばそうなのですが受験者の傾聴スキルは見られていると思います。スキルが基準に満たさないと合格されません。養成講座等で学んだスキルをしっかり練習することで合格に近づくかと思います。
3、気づかない
これ、かなり厄介です。
どういうことかといいますと「合格できない大きな欠点があるがそこに気づかない」ということです。スキル不足も関係するかと思いますが、それだけでなく視覚的要素、聴覚的要素も含めてクライアントに嫌悪感を感じさせてしまっている状況です。これを改善しないで練習を重ねても合格できません。しかもこれは指摘されない限り本人はなかなか気づきません。
私自身ここが原因で合格できなかったと思っています。
1回目不合格後、養成講座でお世話になったサブ講師の方にお時間を取ってもらい指摘を受け、その部分を修正いたしました。
複数回不合格の方はこの部分が原因ではないかと思います。
この原因ではないかとお考えの場合は自分のことをよく知っている方にリアルで会って相談することをお勧めします(オンラインだとそこまで見られないと思いますので)。
私自身が考える合格できない要素はこの3点です。受験生指導ができるような立場ではないので大そうなことは言えませんし指導者側の方が見たら「もっとあるだろう!」と思われるかもしれませんが、1回落ちた側の意見として参考にして頂けたらと思います。
こんな私でもこれは間違いないといえるのがあります。それは練習はたくさんするべきです。
また練習時は録音して聞き返した方がよいです。更に最近は「CLOVA Note」といった文字起こしのアプリもあるので使うことをお勧めします。
もし「練習したいけどCL役が見つからない…」いう方がもしいたっしゃったら私がCL役を務めます!
この度「ココナラ」というサイトで「キャリコン試験のCL役」として出品しました。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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