クーロンの法則とか。
導体という電気をよく通す物質に、電気を帯びている帯電体を近づけると、導体は帯電体に引き寄せられます。
導体中を電荷が移動することで起こります。
発見したのは、ジョン・キャントンというイギリスの方で、1753年のことだったらしいです。
導体の静電誘導を利用して、物体が帯電しているかどうかをしらべる装置として、箔検電器というものがあります。
導体以外の物体、例えば紙だとか、髪の毛だとかも、帯電体に引き寄せられることがあります。
下敷きを擦って髪の毛にやると、くっついたりしますよね。
不導体の電子は自由電子みたいに移動はしませんが、極性が出てきます。
まあ、位置がずれるわけです。
分極といいます。
誘電分極みたいな現象があるので、不導体のことを誘電体ともいいます。
点電荷というのは、質量の大きさを無視した電荷です。
点電荷2つの間には、力が働きます。
静電気力といいます。
静電気力は、電荷のもつ電気量の大きさに比例し、距離に反比例します。
1773年ごろ、ヘンリー・キャベンディッシュという天才科学者が最初に発見したようですが、死後になって、1879年に遺書からわかったようです。
1785年、ヘンリー・キャベンディッシュとは別のアプローチで、シャルル・ド・クーロンが法則として、再発見したというわけです。