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アメリカでのこと#12ギリシャからのビジネスマン

ヤツは半分学生で半分ビジネスマンらしい。

不動産やら何やら、あまり深入りすると危ない雰囲気でグループで、見守る感じで彼の本当の素性はわからず仕舞いだった。
が、とても面白い人だった。

面白すぎて、とてもここには書けない。賛否両論ありすぎると思うので。
いつか有料記事にでもしてみようかと

ギリシャ生まれのMr.Cとでもしておこうか。
やたら躍りが好きな彼は、クラブ遊びが大好きだった。

踊ろうって。よく言ってた。

良く食べる人で、ある日、どこかのお店でチキンウイングとビールか何かを楽しんでいた。最後まで食べる事が美徳なのはアジアの友だちに多かったが、珍しく彼もまたその1人だった。いや、いま思うとビジネスで関わるアジアの人の習慣に精通していたのかもしれない。

食べきれないから残そうかと、なんとなく手をつけないでいると、bad luckだから食べようよと、うるさいのが彼だった。

彼の個性なのか、家庭環境によるものなのか、アジア人と交わるなかで作法として覚えてくれたのかは今でも謎だ。

風の便りで、今は不動産の分野で成功したビジネスマンになったそうで。

まだbad luckだからと、出された食べ物は残さずに食べたりしてるのだろうか。