読者もこれではわからない本当の闇
私は今から約12年前、教科書採択における問題を指摘しました。
確か産経新聞が記事にした内容は、教科書採択における調査員。選定委員などが教科書出版会社から接待や賄賂を受けていたとされる問題であったと思う。
この問題について当時、私は文科省に赴き、この問題をぶつけました。
文科省から教科書出版会社に調査依頼をする。それに応えない会社は教科書認定をさせない・・・このようなことをメディアを通じてコメントをしたからでした。
全国で起きていたこの問題に関与した人数が驚くべき数字であったことを記憶しています。
しかし、それらは公表されませんでした。同時にメディアも追及しませんでした。
ですから私は当時、議会において質問をして、和歌山市では10人を超える該当者がいたことを明るみにしました。
和歌山県下で見ると25人程度の教師が関与していたこともわかりました。
当時、この問題を記事にしてくれたのは「和歌山新報」だけだったように思います。
しかし、公表には至りませんでした。それは国が公表しないとしたからです。
各都道府県市町村教育委員会や採択地区は「ほっ」としたことでしょう。
今回のこの記事では本当の教科書採択の闇は全く理解されることはありません。
同時に4年に一度、教科用図書無償措置法により選ばれた教科書は莫大な税金でもってその出版会社に支払われることをどれだけの国民が知っているでしょうか。
その教科書採択をする仕組み。
そもそもおかしいことを隠さなければならないからこそ、文科省も公表に踏み切れなかったのでしょう。
私は、相当数の調査、研究を行ってきましたから、そのカラクリを熟知していると思っています。
今となっては、この問題を追求できる立場にありませんが、知って欲しいのです。
今を生きるすべての人々が。
これからを生きる全ての人々が。
教科書採択・・・実は立派に見える採択の仕組みの裏にはおかしな採択となるように設定されていることを。
次世代のためにこの問題を自分の使命と信じて・・・。
*読んでいただいた方もなんのこっちゃかわからない内容かと思いますが、機会がありましたらしっかりとそのカラクリをお伝えしたいと思います。
ごめんなさい。
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