見つけづらい虐待

それは心理的虐待です。
心がどれほど傷ついているかわかりませんから。
目に見える痣もできません。

私の母は５月に病死しました。
いわゆる核家族で、今のようにファミサポなどない時代、
親戚をたらい回しされました。
でも今は仕方なかったと思っています。
伯父伯母の家にも私と同じような年の子（いとこ）がおり
手が回らなかったわけです。
そこで実父はソッコーで見合い結婚をしました。
この父の妻が酷かった。
性的虐待全部やられました。
実は一服盛られたこともあります。 
家に居る時間が長いのが苦痛でたまらず、高校までは出してもらいましたが
夏休みは地獄でした。
部活は何故か禁止、その上一日中継母と顔つき合わせていなきゃならない。
まあ、大抵追い出されるわけですが。

当時、公務員試験の方が大学受験よりとてつもなく難しかったです。
世間体命の親は
「大学にはご縁がなかったんです、女の子ですし浪人させるのも。と
思いまして公務員にしまし」こういいたかったわけです。
しかしそう簡単にはいかない、地元国立大ならするっと受かる成績だったのです、私。
なので「受かっても行かないけどいいですか」と何度も何度も親に言いました。
それに母校は女子生徒でもガンガン浪人していたのを知らなかったのでしょう。
ところが受かった（自分では受かるだろうな）と思っていました。
私の母校は生徒に成績表配ると保護者に見せないんですよね（笑）
ですからテストの後に保護者宛てで成績やら何やら送り付けていました。
私の保護者は父親なので、父親宛てに封書が来るわけですが、
全然開封するそぶりも見せない。
その封書には通知票のようなものが入っており、保護者印を押して
学校に出さないと私が怒られるので、そこら辺にあった認印を
自分で押して学校に返していました。
というわけで、親は私の成績を知らないわけです。

真夜中まで続く怒号は継母がすっきりするまで終わりません。
小中高、寝不足のフラフラ頭で登校する私。
一方、継母は専業主婦だったので一番早く起きるのですが
私を怒鳴り散らした次の朝はピッカピカのお顔。謎。

そういう事情があったので、大学は自分で働いて稼いだお金
て通信大学にいけばいいや、と思っていました。

狙い通り、私はとっとと家を出ました。
職場環境はよかったですし、楽しく仕事してました。
で、異動で次は海沿いに飛ばされました。
ここも職場環境は良く、初任地と同じく楽しく仕事をしておりました。
でも、映画やテレビの話でしょ？と思っていたら
突然のフラッシュバック、私はお金を1人で握っている立場だし
間違いがあってはいけない。
そして、症状自体もつらかったので「この症状は精神科かな？」
1人で精神科受診。抑うつ状態（うつ病の一歩手前）
という診断でした。
病態は悪化、うつ病とパニック障害もついてきました。
資金前途職員としては職員の給与間違うかもしれない。
児童が使う消耗品も同じく。
迷惑かけてはいけない、と休職しましたが、復職ならず。
そういえば車の免許も細々と貯めて、免許が取れたら
新古車を買いましたっけ。
そして今はと言うと。
私は元公務員なので本庁や地教委に電話するのは慣れています。
今は少しのお金（障害年金）と貯金を切り崩しています。

コロナ前に伯父が亡くなり、葬儀に出ました。
継母はすごい目で睨んできました。
でも今はそれより、実父が怒らなくていいから
「もう反省しとるごたっけん、そぎゃん怒鳴らんでよかろ？」
ぐらい言ってくれたらなーと思います。
継母は気性が激しく、あの家では私は生贄でした。
「よくグレなかったね」と言われますが
グレてもパシリにしかならないだろうし
唯一実母から授かった「成績」
これも壊れてしまうでしょう。

それにしても継母の言葉の暴力はすごかった。
私を貶めるために叩いたり
風邪で40℃熱出しても
「この子は甘えとるだけ、放っておけばいい」
ご飯は出してくれましたが、喉が痛い義娘に
お粥さんが出るわけでもなく、他の家族と同じメニュー。
すみません、喉が痛くて飲み込みませーん。

今は精神障害1級になり、かなり凹みました。
病態が悪くなっていること・・・でしょう？
父も父です。自らに妻の雷が落ちてくるわけではないので
見て見ぬふりを決め込んだのでしょうね
（私は生贄。または避雷針）

スーザン・フォワード氏による著書
「毒になる親ー一生苦しむ子ども」
私も耐えて生きねばならないのかな。

今でも実家の電話にかけたら
「はい、鈴木です（仮名）」と出るのに
私が名乗ったら電話ガチャ切り。
受話器を叩きつける音まで聞こえる始末。
「アンタなんか籍抜いてやる！！」とよく子どもの頃怒鳴られてたな、
と思うけど「籍」が何かわからない。
大人になってそれ思い出してさっさと分籍しました。

日本はカウンセリング代が異常に高いです。
診察代はまだしも、とてもカウンセリングにはいけません。
（お金の話）
精神科医からは
「それはＰＴＳＤじゃないか？」
「その生育歴でこの症状でとまっているのは滅多にいない」
などなど言われました。

間違ってぐだぐだな1人語りを読んでしまった方、ごめんなさい。