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ストレス無く過ごすたった1つの秘訣

結論から言うと、気にすべき事と気にしない事を完全に別けて、気にしない事はスルーし、気にすべき事に神経を集中させて、徹底的にそこに時間を割く事です

私は趣味で健康麻雀を嗜んでいますが、マナーの悪い人と同卓した時なんかは「気にしない事」として完全にスルーしています。むしろnoteに書くネタが出来てラッキーくらいに流しています

「気にすべき事」は自分の所作やマナー。他人は変えられないけど自分は変えられる。そこに神経を集中させるようにしています。すると不思議と他人の言動が気にならなくなります

麻雀は運不運のあるものなので、理不尽が続くとイライラもします。そんな時は極端ですが「どうせ死ぬんだしイライラしてもしょうが無い、もっと楽しもう!」とポジティブに切り替える様にしています

人間関係でもそう。職場で気が合わない人やSNSでのアンチに対しても当てはまります。どうでもいいような人の言動を気にしてアレコレ思い悩むのは時間の無駄、大切な人の為に時間を割きたいものです

趣味でもそう。他人から何と言われようとも、自分が好きなことに没頭すれば良いのです。付き合いも大切だからと言って無理に他人に合わせる必要はありません。没頭していれば自然と共感してくれる仲間が集まって来るものです

他にも日常生活で誰もが経験することで言うと、例えば、役所から送られて来る書類への対応です。あれって難しいし、ややこしいし、ストレスを感じませんか?

役所から送られてくる書類

ハガキや封書、色々ありますよね。内容を見れば、健康保険、年金、給付金、税金…等々、高齢者であれば介護保険の書類なんかも届きます。お子さんがいらっしゃる家庭だと、子供についての医療・教育・児童手当て関係の書類も送られて来ます

封書を開けたら長ったらしい文章が書かれた書類が出てきて、小難しい文言が並んでいます

あれ読む気無くしませんか?

読まずに放置している人も結構いると思います

私は司法書士として、認知症等の高齢者を支援する成年後見人等のお仕事をしています

司法書士イメージモデル 桜庭ななみ

後見制度は症状の軽重に応じて類型が3つあります。1番症状が重く保護を手厚くしないといけない「後見」、次に「保佐」、1番症状の軽い「補助」です

「後見」以外の比較的お元気な方は老人ホームに入らず、自宅暮らしを続けていらっしゃる方もいます

けど、皆さん役所から郵送されてくる書類は「難しくてよくわからない」「読むだけでしんどい」「でも放っておけない」とおっしゃいます

そんな時に助言するのは、まず、役所から郵送されて来る書類は大別すると「以下の3種類だけなんですよ」ということです

①お金を払う(還付金・給付金)
②お金を払え(納税・公的料金)
③お知らせ(通知書)

要は①還付金・給付金の
「申請用紙」か

②税金や保険料等、公的料金の「納入用紙」か

③「それらを受け取っただの、支払っただののお知らせ」に過ぎないのです

1番気を付けるのは役所が「①お金を払う(還付金・給付金)」です。もう、これだけに集中して下さいと言っても過言ではありません

還付金・給付金は原則として、申請主義。自分から欲しいです!と言って行かないと、役所がわざわざ親切に払ってはくれません

だから、これに1番注力して欲しいのです

ただし「②お金を払え(納税・公的料金)」にはキッチリ対応しましょう。納税や公的料金の支払は国民の義務ですので

この②に対してストレスを無くす方法は、銀行口座からの自動引き落としにしておくことです。そうすれば「②お金を払え(納税・公的料金)」の通知は実質的に「③お知らせ(通知書)」に切り替わります

銀行口座からの自動引き落としにしていない場合で、もし支払いを忘れていても、役所はお金の徴収については積極的に行ってくるものです

そこは還付金や給付金と大きく違うところ

心配しなくても職責を果たすために地獄の果まで追いかけて来ます。これは悪い意味ではなく、キッチリと仕事をするという良い意味でです

「③お知らせ(通知書)」これが混乱を生む原因です

基本的には「①お金を払う(還付金・給付金)」と「②お金を払え(納税・公的料金)」を知らせる通知書に過ぎません。なのに小難しい事の様に見えるから「①お金を払う(還付金・給付金)」や「②お金を払え(納税・公的料金)」ではないかと誤認してしまうのです

常々思っていることで、要望もしている事ですが、役所には誰にでもわかり易いように工夫していただきたいのです

例えば、封筒やハガキそのものでも文書内でもよいので、枠やタイトルにでも種類別に色を付けて欲しい。予算の問題もあるかも知れませんが、用紙そのものの色を変えるのでも良いと思います

①お金を払う(還付金・給付金)→青色
②お金を払え(納税・公的料金)→赤色
③お知らせ(通知書)
→黄色

この様にです。
若者から高齢者まで、読解力のある人とそうでない人、手続きが得意な人と苦手な人、受け手側には様々な人がいます

公的な文書なので型にハマった文章を書くのは仕方がないにせよ、何か工夫が必要で、手っ取り早くて効果的なのは色分けだと思っています

役所から来る書類にストレスを感じなくする秘訣。それは還付金・給付金・手当て・補助金・助成金…等々、名称は色々あるけれど、とにかく役所が

「あなたにお金を払いますよ」と言ってきてる書類か否かだけに気を付けて、そこに時間を割く
ことです

日常生活はストレスだらけです。でも、やるべき事を極力絞れば、工夫次第でストレスは少なくとも軽減出来ますし、無くすことだって可能です

気にすべき事と気にしない事を完全に別ける。気にしない事はスルー、気にすべき事に神経を集中させて、徹底的にそこに時間を割くようにしましょう

そうすればきっとストレスの無い生活が実現出来ます

近藤司法書士事務所
司法書士 近藤卓児



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