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植物は偉い!

何とも幼稚なタイトルですが… 他に浮かばなかったので😅大事なことなのに当たり前すぎて考えたことないかも。だから書いてみます。

人も含めて生き物はみな他の生き物の命を食って生きている。でも植物は違う。光合成により成長する植物は、この地球に元々ある大地と水と、あとは地球外から届く無限のエネルギーの太陽光で大きく育ち、生きるために他の命を必要としない。おまけに食べられることで他の生き物の糧となり、大きく成長した森は生き物たちに木影や棲家を提供する。

植物がなければ昆虫も、草食動物もいないし、鳥もいない。それらがいなければ肉食の動物もいないし、もちろん人もいない。光合成はすべての命の源であり、それがなければ他の命は存在しない。そして光合成ができるのは植物だけ。

だから植物は偉い!



そんなことはわかってる。光合成なんて小学校で習うことで、何を今さら!と思うでしょうが…

人がやってきたことといえば、原生林は木材の畑となり、雑木林は刈られ、野草はみな雑草と一括りにされて、あの悪名高きラウンドアップで根絶やしに!

わー! キレイになったねー!
豊かになったねー!

目の前のことしか見えず、その先を想像しない。保水力を無くした山に降った雨はどうなるのか?農薬はどうなるのか?

山に雨が浸透しなければ地下水は減る。飲料水だけでなく農業や工業用水として際限なく汲み上げればさらに地下水は減る。汲み上げた膨大な地下水は使用後に何処へ行くのか?もちろん地下に戻るわけではなく地上に残り最終的には海に流れ込む。地上と地下の水のバランスは少しずつでも確実に崩れてきた。そんなことを数十年、100年続けてくればいつかは限界を超える。毎年繰り返される豪雨災害も、線状降水帯という目新しい言葉で目の前の事実に原因を探すことはするが…

天の恵みというが、それは文字通り宇宙から降り注ぐ太陽と、重力に従い落ちて来るものを言い、それら宇宙の力に逆らって地下から汲み上げることではない。それは未来からの搾取だろう。

知識はいらない!

昔から伝わる「風が吹けば桶屋が儲かる」の話のように、森に降る一粒の雨粒から順にその先を想像してみればいい。


今や多くの人が草も木もないコンクリートのジャングルに暮らし、そのことに何の疑問も持たない。植物もなく昆虫も動物もいない、そんなアンバランスな世界で人間だけが健康に生きられると本気で思っているのか。異常気象だの、野生動物の異常行動だとか…周りを異常という前に、自分たちが異常なのかも…とは考えないのか。

” 光合成は命の源 “

本当にわかってますか?

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