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表現すること、映画と写真展の話

映画マニアでもないボクのつまらないゴジラ論にお付き合いいただきありがとうございます。なんで映画の話?て、思ったかな。

ずっと個展活動を続けてきて、そして写真工房 道として個展開催のサポートをしてきて思う大切なこと。

多くの評価を得ることよりも、
まずは自己満足!

自分の価値観で発信することがなにより大事で、展示作業を終えてまず初めに自分自身が観賞者として「いい展示だ!」って思えたら半分は成功!それが個展活動を続けてきたボクの考え方。その上で多くの共感をいただければ最高の幸せですが、たとえそうじゃなくても、その少しの共感は大切な財産で、それがあれば楽しく続けていける。

自分の価値観で感じたままに想いを発信すること。それは簡単なことじゃない。

メディアによる偏向報道は酷く、事実を伝えないばかりか印象操作やネガティブキャンペーンは日常茶飯事。ネットでは顔の見えない誹謗中傷が飛び交い、その中で本音で語ることを躊躇い、知らず知らずのうちに答え合わせをして大勢に流されていく。その結果起こる炎上騒動。

他人の評価を聞く前に、まずは感じたことを言葉にする。写真も映画も料理も何でもそう。日々訓練として心がけてます。そんなことでのボクの勝手なゴジラ論でした😅

もちろん後からより深い知識を得て変わることも、他人の意見に感化されて変わることもあっていい。ブレないとは頑なに変わらないことじゃなく自分の意志で自由に変われることだと思ってます。

そうそう、映画といえば…

昭和29年のゴジラを観た後にぜひ観てほしいもう一本。それは同年公開され同じく水爆実験により被曝した第五福竜丸事件を題材にした作品で

「生きものの記録」

あの黒澤明監督の黒歴史とも言われ、まったくヒットしなかった作品です。しかも世界的にも評価された「生きる」「七人の侍」の次作として大いに期待されての作品が大コケのこれ。



なぜヒットしなかったか?

まず地味!当時30代の三船敏郎が老人を演じており派手なアクションもない。経済界や映画界の支援もなく公開された劇場も極端に少なかったという。

同年に大ヒットした「ゴジラ」と違い真正面から核批判をすれば世界のクロサワを持ってしてもこうなる…😮‍💨

周囲の猛反対を押し切ってまでこれを作った黒澤明監督の想いも虚しく生涯の黒歴史に。ご本人はどんな気持ちだったか…以後この想いを封印し世界のクロサワの地位を確立するが、キャリア末期の80代になってからの作品「夢」「八月の狂詩曲」「まあだだよ」から、巨匠が本当に撮りたかった作品はこれだったと思います。

是非!観て欲しい作品です。

ちなみに今回のタイトル写真の映画はここ数年に観た中のベスト作品。前にDVDを貸してくれた友人に習って、もう一度観たい!と思った作品は買うようにしてます。もちろんゴジラ-1.0もね。

5作品がインド映画でポリウッド強し!
メジャーなヒット作品よりも日本では知られてない作品が多いが、観た人がいたら嬉しいな🤗

昔からそう。何をしても少数派で、たぶん友達も少なかった気がする。自覚はあったけど…もしかしてボクの感覚が世の中の大勢とズレてる?

写真が売れないのも無理ないね😅このことに気づいた時は結構ショックだったな😂

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