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映画「BAD CITY」レビュー

世の中がいくら反社に厳しくなっても、任侠とバイオレンス映画があれば見たくなる人間が一定数いる。私もその一人。

映画「BAD CITY」はVシネマの帝王・小沢仁志が製作総指揮、主演として挑んだアクション映画。 100人の敵を相手にCG無し、スタント無しのアクションシーンは息をのむ。作り物じゃない肉弾戦は迫力が違うのだ。

これをもっと多くの人たちに見てほしいなぁと思うが、人を切り裂く音と共に血が飛び散る暴力シーンの連続には私でも声を上げそうになったので、やはりお子様には勧められない。

共演にかたせ梨乃、壇蜜が顔をそろえるが色っぽいシーンは皆無。とは言っても、これがTV地上波で放映されることはまずないだろう。クレイジーケンバンドによる主題歌「こわもて」はこの作品のための書き下ろしで、世界観を盛り上げる。観客は晴れ晴れとした顔で劇場を出て行った。ストレスが溜まっている人にお勧めの、大画面で見るべき一本。

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