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季語を辿る~7月17日分、紫陽花忌etc.~

紫陽花って、
梅雨や6月頃の季語に当たるのですが…
紫陽花忌と書くと、
実は別の意味合いを持ってきます。
昭和の名優 石原裕次郎さんの命日
7月17日の事になったりします。

実は紫陽花忌でも6月の方もいらっしゃるのですが…
また機会があれば、
取り上げたいと思います。

石原裕次郎さんと言えば、
「太陽にほえろ」とか、
「太陽の季節」とか、
なんかギラギラしたイメージの作品もあれば、
「嵐を呼ぶ男」や
「銀座の恋の物語」などの
歌が先なのか…
映画が先なのかと思ってしまう作品もあったりします。

現代で言う所のPV(プロモーションビデオ)のようなものですね。
昭和の名歌手が俳優として、
映画にも出て、
その主題歌・劇中歌まで歌ってしまう。

昭和映画には…
結構、そういう作品が沢山あります。
植木等さんもそう、
美空ひばりさんもそう、
今回の主題でもある石原裕次郎さんは言わずもがなですね。

映画のタイトルと曲のタイトルが同じ作品なのは、
完全に現在のPVの作り方ですよね。
尤も、
この方々が主役で撮られた映画は、
映画の方が長い感じなので…
歌は…それを盛り上げる為の添え物ではあります。

今の時代の様に、
曲が先で、
イメージシーンを撮影するのとは訳が違いますね。
歌っているシーンも魅力的に見えないといけないので、
お飾りという訳でもない。
でも、
昭和の映画で歌うシーンって…
ある種の不自然さは…かなり漂っています。
加山雄三さんが出ている若大将シリーズは、
そういうのをちょくちょく見かけます。
こうしてみると、
昔の映画も色んな見方が出来そうで…
懐かしの映画を見てみたいですね…

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