見出し画像

IIYY Projectのanklさんへ

 Twitterへのコメントをnoteで書くのはいびつではありますが、IIYY Projectそのものはnoteで公表していることや、そのnoteではコメントを拒否していることから、ここに書かせてもらいます。

anklさんのTwitter

anklさんへ


 私は全日本CDショップ店員組合の関係者ではないですが、CDショップ大賞2023で藤井風が受賞したことを喜んでいるので、どちらかというと組合の立場に近いです。だからその立ち位置から、なんも考えていないってことはないことを説明します。

『組織の抱えている問題』について

 anklさんが何を問題視しているのかは推測するしかないですが、週刊文春の記事となった内容のことであれば、もう問題は解決済だと認識しています。週刊文春の取材に対し、「プロジェクトからメッセージが送られてきても対応のしようがない」ということと「特定の宗教を広げる意図は無い」ということが、河津社長から回答されています。

『宗教2世問題』について

 まずは知ることからだと思っていますので、anklさんがツイッターで紹介していた、菊池真理子さんの『「神様」のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜』も読みました。

 私は適当に手に取った本から読んでいるのですが、たまたま「自己正当化という病(片田珠美)」を先に読んだことで、途方に暮れずにすんでいる気がしています。

 「みんなの宗教2世問題(横道誠 編)」でも、宗教2世問題に関する知識が深まりました。まだまだですが。

 私の場合は、IIYY Projectに興味を持ったことが、これらの本を読む動機となりました。何が言いたいかというと、IIYY Projectは宗教2世問題に多くの人の関心を向けさせることに成功したということです。大丈夫、成功しています。

『児童への性的暴力』について

 前述の「みんなの宗教2世問題(横道誠 編)」でも「教義や信仰心を利用した性暴力にも焦点があたってほしい」という声が掲載されています。あまりに壮絶すぎるためか宗教名は伏せられていました。
 性暴力は表面化しにくいので、多くの人が事例を本で知っておいたほうが良いと思います。


 ところで、私はIIYY Projectが始まる前から、マネージャーカワズさんの言葉がとても心に響きnoteに書き留めたりしていました。

 anklさんが、困っている宗教2世を助けたいとツイッターで発信したとき、私はなんとなく、マネージャーカワズさんの「村社会にしたくない」という言葉を思い出しました。このほか映像からも、私はマネージャーカワズさんに、宗教2世問題などの原因になりがちな「閉鎖性」や「組織の維持拡大を目的とすること」を回避したいという意思を感じてきました。
 この方なら受け止めてもらえそうだとanklさんは思ったのではないのかなと、勝手ながら推測しています。