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1月20日のFX(ドル円)の見通し

1.19日はレンジ相場

 1月19日(木)のドル円相場は、およそ128円90銭から127円80銭の間にできたレンジ相場でした。1円程度の幅があるので値もそれなりに動きトレードしやすかったのではないでしょうか?

 前週分新規失業保険申請件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などは、おおむね数字が良く米ドルの上昇に繋がったのですが、しばらくすると下降の波に潰され、40銭程度のレンジの後、128円40銭に収束していきました。

2.上昇・下降を支えるラインを大切に

 今日は仲値付近で20pips程度を取ることができました。また、昨日は1日全体で42pips程度取れました。基本的にはスキャルピングなのですが、細かい上昇傾向や下降傾向を判断できないと損切りばかりになってしまいます。細かな上昇・下降を判断する一つの目安を紹介したいと思います。

19日 15分足

 上のチャートは昨日の15分足です。5分や15分などの短い時間の足でもきちんとトレンドが出ているときは上のチャートのオレンジ線のようにラインが引けます。そして、反転するサインはラインからはみ出たときです。
だましのときもありますが、ラインからはみ出たときはトレンド転換を疑った方が無難です。

 スキャルピングでは、1分足や5分足、15分足などをよく見てトレードします。そのときに勢いが変わった?と素早く判断するためにはラインをよく捉えておくことが必要です。もちろん、4時間足や日足などにも使えますのでぜひ活用してみてください。 

 テクニカル分析にはいろいろな手法がありますが、基本的には同じチャートを見て分析しているのでデイトレードレベルではそんなに見方は変わらないのですよ。

 1日20pips~30pips程度取れれば十分です。大きいお金が欲しい方は10万通貨でトレードすれば、20pipsでも1日2万円です。月に40万円ですよ?年収では480万円です。税金や社会保険料を払っても十分生活できますよ。

3.今日のこれからの相場

 今日は510日(ゴトービ)であることや、国債が買われていることなどから、仲値付近や午前中は年安・ドル高推移でした。午前中は全体的に円が軽かったですね。上昇しても128円90銭のところには売りが控えているのではじき返されていました。129円に安定して乗ればさらに上に向かう可能性がありましたが、今のところはレンジ内の動きになっています。

 129円くらいまではレンジ内の動きの想定でどうでしょうか?129円付近では損きり近めでショートを狙っていく方針です。129円20銭を超えたらロング狙いでエントリーしても良いかもしれません。

 国債に極端な売りが入っていない、米国の長期金利が下げ止まった、金が上げ止まっている、129円にストップロス買いが入っている、129円50銭にオプションが入っていることなどが、円安・ドル高になる変数です。ただ、日足などは下降トレンドですから損切りは近めだと思います。

 米ドルインデックスは、下げ止まっているのですが上値も重いです。16:00 ドイツ12月生産者物価指数(PPI)、英国12月小売売上高などで米ドルが買われるような指標結果になれば話は別ですが、基本的にはドル売り継続のような気がします。そうなると、欧州時間からは円高・ドル安の流れになってしまうかもしれません。 

 24:00 米国12月中古住宅販売件数などがあります。この結果でも動くかもしれません。この時間の前にポジションを閉じておいた方が良いでしょう。なお、今日は金曜日で週の末日です。1時以降は取引量が下がります。変に傾いた動きになることもありますので早めに手仕舞いをしましょう。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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