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2月9日のFX(ドル円)の見通し

1.8日は日足陽線 

 8日(水)は、東京時間から下降を続け9時台には130円72銭付近をつけました。その後、11時台には131円40銭付近まで上げました。その後は下降し、18時台には130銭60銭付近をつけました。その後は一転して上昇モードに入り0時台には131円55銭付近をつけました。NY市場の時間帯でFRB当局者4名からタカ派発言があり、131円以上をキープし続け131円50銭付近で一日を終えました。

2.今日のこれからの相場

 今日は、東京時間から上昇傾向でしたがを10時台には一時131円80銭付近をつけました。しかし、あっという間に11時台には131円40銭付近まで下げました。急な上昇・下降はありましたが、その後は概ね落ち着き13:30現在で131銭35銭付近です。

 お昼過ぎまでの様子を見ると、一時的な買いも入りますが戻り売り意識も高いようです。夜の経済指標の結果によっては分かりませんが、通常時ではおそらく132円を上抜けするのは難しいのではないでしょうか。昨日のFRB関係者のタカ派発言もあり、米ドルが強く売られることはないと思いますが、買いの材料もありません。

米ドル/円 1時間足

 今日のポイント1つ目は、131円55銭を境としてロングとショート使い分けることです。131円55銭を上回ればロング、131円55銭を下回ればショートを基本としてエントリーします。

 今日のポイント2つ目は、131円80銭付近からのショートです。131円55銭~131円80銭付近のレンジを活用してエントリーします。

 今日のポイント3つ目は、131円20銭付近の反発を利用したロングです。131円20銭~131円55銭付近のレンジを活用してエントリーします。

 今日のポイント4つ目は、131円10銭割れは反発に気を付けてショートエントリー検討、131円00銭割れはショートでエントリーします。

 現状、オプションNYカット128円00銭(大きめ)、129円00銭、130円45銭、131円50銭、133円00銭と幅広く設定されています。必ずそこに向かうわけではありませんが、意識されやすいポイントです。

 現状、米国長期金利は下降傾向です。また、金相場はやや上昇傾向です。つまり、米ドルはやや弱くなっています。また、日本の長期金利は高値圏維持ですが、やや下降気味のところもあり不安定な状況です。13:30現在で通貨の強弱チャートの7位が米ドル、8位が円ですから、今のところ円も米ドルもやや弱い状況です。

 何にしても、損切り近め、短時間勝負が大切だと思います。レンジだと思って損切りをしないでいると急に大きく動いて後悔することもあります。

 夕方は、16:00 ドイツ CPI(速報値)があります。米ドル相場にも影響が出るときがありますので注意してください。18:45 英国 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言もあります。

 深夜は、22:30 米国 前週分失業保険継続受給者数 予想165.8万人、及び前週分新規失業保険申請件数 予想19.0万件に注目です。予想を下振れるとドル高に向かい上振れればドル安が基本です。ただ、微妙な動きをするときもあるのでポジションは閉じておいた方が無難です。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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