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2月20日のFX(ドル円)の見通し

1.17日は米国長期金利上昇&下降に合わせて

 17日(金)は、午前中から基本的に強い上昇傾向でした。これは米国長期金利が上昇傾向だったことが大きな要因であると考えられます。米国10年金利の3.8%台は134円台、3.9%台は135円台という感じです。ですから135円15銭付近のときには3.9%台だった10年金利が、3.8%台まで落ちるとドル円も一緒に下降していきました。最終的には134円20銭付近で1日を終えました。

 なお、経済指標については、24:00 米国 1月景気先行指標総合指数(前月比) 予想-0.3% 結果-0.3%でした。

2.今日のこれからの相場

 今日は米国が休場です。本当なら米国長期金利を横目に見ながらエントリーするのが良い相場環境なのですが、今日はそれができません。相場は方向感がなく午前中に上昇したと思ったら下降してきて行ってこいの様相です。

 今日のポイントの1つ目は、134円10銭付近の抵抗帯を下抜けするか反発するかだと思います。この付近から反発した場合にはロング検討です。下抜けした場合には134円を確実に割ったところでショートを狙います。

 今日のポイントの2つ目は、134円50銭付近で下に反発すれば、それを利用してショートをすることです。もし上抜けしたら速攻で損切りです。134円50銭を安定して上抜けしたらロングを狙います。

 今日のポイントの3つ目は、134円80銭付近で下に反発すればショートを狙うことです。こちらも安定して上抜けしたらロングです。

 現状の金相場は上昇傾向ですので、米ドルはやや下降傾向になりやすいです。日本の長期金利上昇傾向なので円高になりやすく、ドル円的には下降傾向になりやすい状況です。通貨の強弱チャートを見ると、13:40現在で円が2位、米ドルが5位ですから、やや円が強く、米ドルがやや弱い状況です。

 この後は、大きな経済指標の発表はなく、24:00のオプションNYカットの設定もありません。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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