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2月14日のFX(ドル円)の見通し

1.13日は「えっ?そんなに上昇しちゃう?」 

 13日(月)は、一時的に下がることはあっても、基本的に上昇傾向でした。132円台に乗せるだけでなく、132円90銭付近までつけました。経済指標でどーんと上がったとかではなく、通常時の相場で円安・ドル高が進みました。私は、132円50銭付近で一度反発があると思ったのですが実際には、90銭まで行ってしまいました。最終的には132円40銭付近で1日を終えました。

2.今日のこれからの相場(米国CPI発表前まで)

 今日は、一時的に上がることはあっても基本的に朝から下降傾向です。ついに132円台を割ってきました。日銀新総裁関係の波乱もほとんどなく、概ね安定して下げてきています。これは、米国長期金利の下降が大きな影響とみています。

 この後は、深夜22:30米国CPIの発表で大きく動きそうです。CPIは上振れ予想が強いので、ロンドン市場時間くらいからはロング優勢なのでは?と勝手に思っています。ちなみに、実際には下がるかもしれないので22:30はポジションをもたず動いてから入った方が無難です。

 今日のポイント1つ目は、131円80銭付近から反発ロングが狙えるかどうか?です。132円00銭付近でも抵抗を示していましたが、131円80銭付近にも抵抗体がありそうです。ここを安定して下抜けするようならショートでエントリーします。

 今日のポイント2つ目は、132円20銭付近からのロングです。米国長期金利が下げ止まればロング優勢になると思われます。132円20銭付近を安定して上抜けるようならロングだと思います。

 現状、オプションNYカット134円05銭に設定されています。必ずそこに向かうわけではありませんが、意識されやすいポイントです。今日は上目線の大口投機筋が多いのでしょうか?

 現状、米国長期金利は下降傾向です。また、金相場はやや上昇傾向です。つまり、米ドルはやや下降気味になっています。また、日本の長期金利は下降傾向、上昇傾向の両面が見られます。14:00現在で通貨の強弱チャートの6位が米ドル、1位が円ですから、今のところ米ドルがやや弱く、円が強い状況です。

 何にしても、損切り近め、短時間勝負が大切だと思います。レンジだと思って損切りをしないでいると急に大きく動いて後悔することもあります。

 夕方は、16:00~19:00まで、ユーロやイギリスの経済指標の発表があります。特に19:00 ユーロ 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
が注目されます。

 今晩は、22:30 米国 1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)予想6.2%、1月消費者物価指数(CPI)(前月比)予想0.5%、1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)予想5.5%、1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)予想0.4%があります。ネットでは上振れ予想が多いですが、実際にはわかりません。当該の時間はポジションを閉じておきましょう

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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