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3月1日のFX(ドル円)の見通し

1.28日は23:45以降にドラマが…

 23:00 米国 12月住宅価格指数(前月比) 予想-0.2% 結果-0.1%、10-12月期四半期住宅価格指数(前期比) 結果0.3%、12月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比) 予想5.8% 結果4.7%、23:45 米国 2月シカゴ購買部協会景気指数 予想45.0 結果43.6、24:00 米国 2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 予想108.5 結果102.9、2月リッチモンド連銀製造業指数 予想-5 結果-16

 深夜の米国経済指標が軒並み予想より悪かったため、23:45の指標発表後から下降トレンド発生のような状況になりました。一時は135円75銭付近まで落ちました。しかし、最終的には盛り返し、136円20銭付近で1日を終えました。

2.今日のこれからの相場(ISM製造業景況指数前まで)

 今日は、あるドル円掲示板では、この相場がこれから下降か上昇かで論争になっています。どちらにも根拠はあるのですが、ショート目線の方は基本的にテクニカル重視なのだと思います。ただ、経済指標で大きく動くなら話は別ですが、昨晩から上昇してきているのに、いきなり大きな下降はないような気がします。

 昨晩大きく下降したのは、経済指標の悪化と月末調整が重なったためと考えられます。結果は神のみぞ知るところですが、通常時であれば137円付近までは上目線でよいような気がします。もし落ちてくるようなら、押し目買いスタンスで良いのではないでしょうか?

 今日のポイント1つ目は、136円45銭付近の上抜けでロングです。状況によっては55銭くらいまで様子を見てしまうかも?もし、この抵抗帯で反発下降があった場合にはショートです。ただ、するとしても短時間ショートだと思います。

 今日のポイント2つ目は、136円25銭付近の下抜けでショートです。抵抗体に反発して上昇した場合にはロングです。135円80銭付近まで落ちてきたら、ここでも反発ロングを狙います。

 オプションNYカットは、135円00銭に設定されています。どうなるでしょうか?

 現状は、米国長期金利は横ばいからやや上昇傾向です。金相場はやや上昇傾向です。となると、米ドルは横ばい傾向となりやすいです。日本の長期金利はやや下降傾向です。となると、円は円安になりやすいです。通貨の強弱チャートでは、13:50現在で円が7位、米ドルが4位とやや米ドルが強い感じです。夕方からのロンドン市場次第といったところでしょうか?

 この後は、16:00~22:00までユーロ圏やイギリスの経済指標の発表があります。PMIやCPIの発表が続きますので注目度は高いですね。

 23:45 米国 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 予想47.8 、24:00 2月ISM製造業景況指数 予想48.0 、1月建設支出(前月比) 予想0.2 、 の発表があります。大きく動く可能性がありますのでポジションは事前にクローズしておきましょう。 

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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