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2月10日のFX(ドル円)の見通し

1.9日は大きく行ってこい 

 9日(木)は、東京時間から上昇傾向でしたがを10時台には一時131円80銭付近をつけました。ところが、その後は下降を続け、22時台には130円35銭付近まで下げました。この間、新総裁関係の報道があり円高方向に向かった気がします。

 また、22:30 米国 前週分失業保険継続受給者数 予想165.8万人、結果168.8万人及び前週分新規失業保険申請件数 予想19.0万件、19.6万人と結果が悪かったため、インフレ抑制期待から米ドルが売られたことも大きかったと思います。

 23時台からは、一転して上昇傾向となり、午前5時台には131円65銭付近をつけました。これは、米国10年債入札状況によるものと思われます。これは、米国10年金利の上昇に繋がりました。結局、131円50銭付近で1日を終えています。

2.今日のこれからの相場

 今日は、朝に131円35銭付近を付けましたが、東京時間から上昇傾向で一時131円80銭付近をつけました。その後は、ややもみ合いの状況ですが概ね131円60銭~80銭の中で推移しています。15:00現在では131円55銭付近です。

米ドル/円 1時間足

 今日のポイント1つ目は、131円60銭付近を境としてロングとショート使い分けることです。131円60銭を上回ればロング、131円60銭を下回ればショートを基本としてエントリーします。

 今日のポイント2つ目は、131円80銭付近からのショートです。131円60銭~131円80銭付近のレンジを活用してエントリーします。ただし、上昇の勢いが強い場合には上抜けされる可能性があります。そのため短時間勝負です。抜かれたら速攻で損切りします。

 今日のポイント3つ目は、131円80銭付近を超えたらのロングです。
ただ131円90銭で叩かれる可能性がありますので注意が必要です。

 今日のポイント4つ目は、131円20銭付近の反発狙いのロングです。
割れたら速攻で損切りです。

 今日のポイント5つ目は、131円10銭割れは反発に気を付けてショートエントリー検討、131円00銭割れはショートでエントリーします。

 現状、オプションNYカット130円00銭(大きめ)、131円50銭、133円00銭と比較的幅広く設定されています。必ずそこに向かうわけではありませんが、意識されやすいポイントです。

 現状、米国長期金利は上昇が止まってやや下降傾向です。また、金相場は下降傾向です。つまり、米ドルはやや強くなっています。また、日本の長期金利は上昇傾向で、やや円も強いのですが日銀新総裁関係の思惑もあり不安定な状況です。15:00現在で通貨の強弱チャートの1位が米ドル、3位が円ですから、今のところ米ドルが強く、円もやや強い状況です。

 何にしても、損切り近め、短時間勝負が大切だと思います。レンジだと思って損切りをしないでいると急に大きく動いて後悔することもあります。

 夕方は、16:00 英国 10-12月GDP(速報値)があります。米ドル相場にも影響が出るときがありますので注意してください。

 深夜は、24:00 米国 ミシガン大学消費者態度指数・速報値 予想65.0、28:00 米国 1月月次財政収支 予想-630億ドルに注目です。微妙な動きをするときもあるのでポジションは閉じておいた方が無難です。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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