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2月8日のFX(ドル円)の見通し

1.7日は日足陰線 日足の調整終了?

 7日(火)は、8時台には132円70銭付近まで上昇しましたが、東京時間では基本的に下降傾向で12時台には132円15銭付近まで下げました。ロンドン時間に入ってからは、132円を挟んで上下に行き来をしていましたが、NY時間に入り0:00を超えると強い下降が始まり、1:00には131円20銭付近まで下げました。

 2:00過ぎからのパウエル議長の発言では、ハト派発言で130円50銭付近まで下げ、その後のタカ派発言で131円50銭付近まで上昇しました。その後は次第に下降を続け、131円10銭付近で一日を終えました。この動きにより、月曜日につけた窓を閉じています。また、日足の調整38.2%戻しも達成しています。

2.今日のこれからの相場

 6日(月)朝一につけた窓については、昨晩で閉じました。今日は、東京時間から下降を続け9時台には130円72銭付近をつけました。その後、11時台には131円40銭付近まで上げました。その後は下降しましたが16:10現在で131銭30銭付近です。

 夕方までの様子を見ると、130円72銭付近~131円40銭付近までの動きですが、大半は131円00銭付近~131円40銭の中にいます。この後の動きについては、131円00銭を支えとしてロングを狙っていくことを基本的には想定しています。131円が割れたらショート対応です。

米ドル/円 1時間足

 今日のポイント1つ目は、下降から上昇への反発ポイントでロングを探ることです。131円00銭付近を一旦反発上昇する可能性のあるエリアとしてロングを狙います。勢いよく下抜けされたら速攻で損切りです。また、短時間勝負、状況によっては40銭付近までのロングで考えています。

 今日のポイント2つ目は、131円40銭~50銭付近のレジスタンスです。この付近まで上昇したら、一旦はショートを狙います。ただ、そこを安定して上抜けするようだと上昇の色が強くなっていると思われます。131円50銭を安定して上抜けしたらロングを狙います。

 今日のポイント3つ目は、131円00銭を安定して下回ったらショートをすることです。

 現状、オプションNYカット130円00銭に設定されています。必ずそこに向かうわけではありませんが、意識されやすいポイントです。午前0:00に向けて130円00銭方向に向かう可能性があります。

 現状は、米国長期金利は上昇が止まり、やや下降傾向です。金相場は下降が止まり、やや上昇傾向です。つまり、米ドルはやや弱くなっている感じです。また、日本の長期金利はやや下降傾向ですので円安に振れやすい傾向です。16:10現在で通貨の強弱チャートの5位が米ドル、8位が円ですから、今のところ円が弱く、米ドルもやや弱い状況です。

 何にしても、損切り近め、短時間勝負が大切だと思います。レンジだと思って損切りをしないでいると急に大きく動いて後悔することもあります。

 今日は、特に大きな経済指標の発表はありません。しかし、FRB関係者の発言で相場が動くときがあります。深夜の時間帯は気を付けてください。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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