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2月16日のFX(ドル円)の見通し

1.15日は米国小売売上高で上振れ上昇 

 15日(水)は、午前中に一時的132円55銭付近まで下げました。その後は次第に上昇を続け133円台を回復しました。これは、米国長期金利の影響が米ドル/円に出ていたものとみています。133円台では、133円20銭~30銭の辺りに抵抗帯があると思っていたのですが、実際は20銭~40銭付近でした。ですから、ここを抜けるのに時間がかかりました。

 22:30 米国 2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、予想-18.0%、結果-5.8%、1月小売売上高(除自動車)(前月比)、予想0.8%、結果2.3%、1月小売売上高(前月比)、予想1.8%、結果3.0%が上振れましたので、上昇基調は強く134円台まで上り、一時は134円35銭までつけました。

2.今日のこれからの相場(米国PPI発表前まで)

 今日は、午前中に一時的133円65銭付近まで下げて止まりました。この付近は1時間足の上昇ラインに沿っていますので納得できる部分です。その後は次第に上昇を続け133円80銭付近をつけています。この後は、米国長期金利がやや下降傾向のため米ドル/円も影響を受け、もう少し下降するとみています。ショートをした後に押し目買いだと思います。

 今日のポイントの1つ目は、133円80銭付近からのショートです。今の時点(13:00)では下降優勢だと思います。ある程度はショートが狙えます。もし上抜けされたら速攻で損切りです。

 今日のポイントの2つ目は、133円30銭付近で反発すれば、それを利用してロングをすることです。もし下抜けしたら速攻で損切りです。下抜けしても132円90銭付近で反発すれば、それを利用してロングです。 

 今日のポイント3つ目は、もし、今の位置(133円75銭付近)から上昇するなら、133円90銭付近安定して抜ければロングだと思います。米国長期金利が日中にいきなり上がるようなことがあればあり得ます。

 この後は、深夜22:30米国1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)等の発表で大きく動きそうです。22:30はポジションをもたず動いてから入った方が無難です。

 今の時点で、これといったオプションNYカットは設定されていません。

 現状、米国長期金利はやや下降傾向です。また、金相場はやや上昇傾向です。つまり、米ドルはやや下降気味になっています。また、日本の長期金利はやや上昇傾向ですので円高に向かいやすくなっています13:00現在で通貨の強弱チャートの8位が米ドル、1位が円です。今のところ米ドルが弱く円が強い状況です。

 何にしても、損切り近め、短時間勝負が大切だと思います。レンジだと思って損切りをしないでいると急に大きく動いて後悔することもあります。

 夕方は、経済指標の発表は特にありません。

 今晩は、
22:30 米国 1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)、予想0.3%、前週分失業保険継続受給者数、予想169.5万人、1月住宅着工件数(年率換算件数)、予想136.0万件、1月建設許可件数(年率換算件数)、予想1.0%、1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)、予想5.4%、前週分新規失業保険申請件数、予想20.0万件、1月建設許可件数(前月比)、予想135.0万件、1月卸売物価指数(PPI)(前月比)、予想0.4%、1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)、予想4.9%、1月住宅着工件数(前月比)、予想、-1.6%、2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、予想-7.4 があります。重要な経済指標の発表が22:30に集中しており、複雑な動きをすることが予想されます。当該の時間はポジションを閉じておきましょう

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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