素敵なファミレスと文明 今井

前略

「曼陀羅集まりを壁画にし孤独には温かいスープをメルヘンチックな音楽で一声させよ」
作る側は恐らくこんなことを考えると思う。

処で有無とは何か?と問いたい。無とは、有の反対ではないと思う。恐らくそれは呼吸の仕方でいえば、吐く段階、つまり、独だ。独とは、独立の独である。共鳴しない個体は、他の物と奏でることない。その代わり、何者にも影響されることもない。おれは、死に至る病とは、決して無そのものから来るとは言えないと思う。むしろ、有からの悪い流れからだろうと。歴史上、人間同士の争いから派生せずに、凋落しなかった文明があるか?むしろ、少ないではないだろうか。

それは、何か有在るもの作るとき、無そのもので在る事が出来ずに、対立を起こすからだろう。だから文化とは不思議なもので、何時の時代の人間にも平静や安穏をもたらすだろう。例えばニューヨークの女神のフィギュアやミケランジェロの偶像なんかそれだ。皆がそれを必要な思念として記憶しているからではないかと思うんだ。

俺は今目の前に500円あればと願うがそもそも500円を価値的にするにはどうすれば良いだろう。無い袖は振れぬと人は言う。(割愛)。その答えは、様々な人に価値的な使い方を聞けば良いと思う。そうすれば、私のお金の社会的価値が正義であるかが分かるから。正し、悪用されるべきではないので、良識ある人間を探し出す必要もあろうけども。

残念なことに誰もが必要なことに簡単にアクセス出来る。俺は、日本で何か次の文化なぞ作れるとは思えない。いや作らなくてはならないと八木田なら言うだろうが。(割愛)。文明を生む人間社会の態度とは何だろう?と思う。
今一度ご検討ねがう。

草々

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