平気だと思った

責任者になって3年が経過しようとしていた。訪問介護のスタッフと管理業務を兼務しながら続けていたのですが…。

ある日、1日の訪問件数が6件ありました。そんな生活がずっと続いていたのです。午後に入りかけた所まで、記憶がありました。しかし、6件目の記憶が無いのです。そして、河川敷で座っていたのです。

もちろん、過去に現実逃避をしていたので、気を付けていました。しかし、思いのほか徐々に心を蝕んでいたようです。

泣きながら河川敷におり、会社から複数回、携帯電話に着信がありました。
仕事はどうしたんだ?何をしている?というもので、なんと時間を見ると20時でした。仕事終了予定は18時でしたから、そりゃ心配もされます。

すぐに会社に戻ると洋子さんが心配して待っていました。事情を聞かれました。わざとではないものの、自己管理の甘さ…無理のし過ぎでパンクしていました。

心はとうの昔に限界を迎えていたようでした。でも、無理をして、また前と同じ失敗をしてしまいました…。

後日、社長から始末書の提出と病院受診の指示があり、通院。薬を見直し、仕事量も見直しが行われました。

祝日ということで、内容を変えました。働いている方、知らない間に体がストレスで蝕まれ、休む暇もないでは本末転倒です。どうか休息を意識してお過ごしください。

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