悪口は連鎖する

おはようございます。
昨晩、Xを見てましたら
芸能人さんが、芸能人さんにえげつない悪口を書いているツイートが拡散されていました。ほどなくして、言った芸能人さんは謝罪されたのですが、そのツイートにも
「前々から嫌いだった」だの
「態度が気に入らない」だのと書かれていました。

ここで、問題点を整理します

本来であれば、やらなければいけないことは
①なぜそんな悪口を言ったのかの原因究明
②言われた方のメンタルケア
③言った人からの謝罪と賠償
④再発防止

なんですが
⑤周囲が言った人の悪口を言う
という負の連鎖がついてきてます。

以上5つを見ていきます

①なぜ悪口を言ったかの原因究明
人は悪口が好きです、ただ癖になります。人はポジティブな言葉で溢れていればいいのですが、人と比較したり、劣っていると分かると人を下げるという行為に出ます。その最たるものが、いじめや悪口になります。

②言われた方のメンタルケア
言われた方は「悲しい」とツイートされていました。そりゃそうです。名指しで悪口を言われたのですから。よくいじめられる側にも問題があるんだという方がいますが、いじめること自体がアウトですから、万が一ですよ、100歩譲って「いじめられるような煽った行為」があったなら改めないといけません。
ポジティブな言葉が、調子乗ってると思われることもあります。とにかく、あなたは悪くないと、気持ちに寄り添ってくれる方が欲しいところです。
③言った人からの謝罪と賠償
もちろん、名誉毀損的な部分ですが、ここは一定に言った方がやった事を認められてますので、割愛
④再発防止
人は生きてたら絶対に腹立つことや、相手に対して言いたくなる時もありますよ。現に私も、毒親に対してツイートしたところ、親は大切な存在なんだそんなこと言うなと言われたことがあります。
これって立場や環境の違いで、感じ方様々なんです。だからこそ公の場で感情に任せて書くのは危ないんですよ。
なので、日記に書きましょ、ノートに書きましょ。
人目のつかないところであれば、少々のストレスを吐き出すのはありだと思いますし、それがいいんじゃないかと思います。

➄周囲が言った人の悪口を言う
これはSNSの弊害でもあるのですが、悪い事が明るみに出た瞬間、正論を振りかざして批判や悪口を言う人が居ます。
私思うんですね

「何様なんだ」と

例えば、あなたが言われた張本人ならわかりますよ。でも、赤の他人が
「昔からやりそうな人だった」
「やらかすと思っていた」
「本人に謝れよ」
とかどの立場から言うてるんやと。

当事者間で解決すべき問題に、第三者が横やりを入れて正論で追い込む。
確かに、加害者側は悪いですよ、でもあなたに実害はありましたか？その方が反省し悔い改める機会、更生の機会すら与えられないのか？と。

もちろん、更生の機会を何回与えても治らない人も居ます。もともとそういう性格の人も居るでしょう。

だとしても、第三者が正論振りかざし、加害者を叩くならそれは加害者が被害者の方にしたことと同じで、要らぬ被害者が出る事になる。

結局、恨みを恨みで晴らしても、また新たな恨みが出来て何も解決しないんです。

意味が無い。
やる意味が無いんです。

あと、被害者の方もそれは望んでいないんです。
自分たちのせいで火種が大きくなり、加害者が社会で生きられなくなったら、双方に悲しむことになるんですよ。

それを望んでいるんでしょうか？
適切なことは、加害者が二度と同じことを起こさないようにして猛省し、悔い改め、言われた側の方の心のケアをすることが大事であって、相手に仕返しをする事じゃないと思うんです。

他人と比較しない事がとても大切ですね。