憶測からの手のひら返し

おはようございます。
今日は、私が日々感じている事をタイトルにしてみました。

報道が出ると、まず事実であるかもしれない情報が出てきます。
例えて悪いですが、今回の佐々木朗希選手の契約更改が遅れたことについて触れていきます。

一報は
『佐々木朗希選手が契約更改をなかなかしない事』から始まりました。この時点で、契約更改をしていないのは、楽天辰巳選手・楽天田中将投手と佐々木投手の3名。ですが、佐々木投手のみがクローズアップされていました。

また、その理由が本人がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を希望し交渉が難航しているというニュアンスでした。

実際ふたを開けてみれば、メジャーの希望はあるが、ポスティングシステムを使用するという旨の発言はしていなかったとの事。

ですが、この時
『球団に恩返しで来てないのにメジャー行くのか』とか
『ローテーション守ってから行けよ』とか
否定的な意見が多く見られました。もちろん信じて応援するとか、本人の安否を心配するファンの方も居ました。

それでもまだ、契約更改が行われないと
『佐々木投手の母が強く希望して、本人もそうといっている』だとか
『選手会長がブチギレている』とか。

もう尾ひれつきまくりの何が真実かわからない状態。
この中の情報で、事実ベースで語られる事なく、憶測が独り歩きし、一人の将来を嘱望された野球選手の誹謗中傷へと発展したのです。

SNSの普及は我々に希望をもたらせました。
家庭内暴力を受けた子供が、被害を訴えたり
パワハラを受けた人が、内部告発に使う
遭難者の捜索をネットの人々に呼びかける
ご発注した商品を買ってもらうよう依頼する
地震・天災時の情報共有・有用な情報の呼びかけ

様々な場面で、能率化・楽しみの共有。事実の確認などで大活躍している反面

憶測による誹謗中傷
デマ情報の拡散
犯罪への誘導など

悪い一面も兼ね備えています。実際私も、とあるポストをした際『炎上した人を擁護した』事を批判され、DMも荒らされ、100件近いDMで埋め尽くされた事があります(これ後日書きます)

ともあれ、ネットリテラシーというか正しいネットの使い方は、学校でも教えても良いのではないでしょうか?あと、情報開示請求という手もあるにはあるものの、費用・時間共にかかる為、現実的ではないように感じます。

急速に普及したインターネット時代。
憶測ではなく、事実に基づいて考える癖をつけましょうね。『どうせ』って言葉使っていませんか?

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